越後の山々と魚野川、広々とした田園に抱かれた六日町温泉。
1957年に発見された温泉は、現在3本の源泉から合計毎分1,980Lという豊富な湯量を支えています。
南魚沼産コシヒカリや地酒、坂戸城跡をはじめとする歴史散策も、この土地ならではの楽しみ。
雪国の四季とともに、温泉・食・自然・歴史をゆっくり巡れる温泉地です。
- 六日町温泉の泉質と源泉の特徴
塩化物泉と単純温泉、3本の源泉や豊富な湧出量を紹介します。 - 源泉かけ流しと湯めぐりの楽しみ
施設ごとの湯使いの違いや、日帰り入浴の楽しみ方をまとめます。 - 南魚沼グルメと本気丼の魅力
コシヒカリやへぎそば、地酒など旅で味わいたい名物を紹介します。 - 坂戸山と周辺観光の見どころ
坂戸城跡や雲洞庵など、温泉と一緒に巡りたい名所を紹介します。 - 四季のおすすめ時期と過ごし方
花、新緑、新米、雪景色など季節ごとの楽しみ方をまとめます。
六日町温泉ってどんなところ? | 4コマ漫画で体験してみる
ゆめにゃん猫は入れないからフィクションにゃ…


温泉マニアあるある! – 六日町温泉の魅力編



マニアの人はこうなっちゃう…かも!?
- 源泉番号をなぜか暗記する
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六日町温泉に3本の源泉があると知ると、「13号、14号、15号ね」と自然に記憶。友達が「そんな番号まで覚える必要ある?」と聞いても、「どの源泉に入ったか分からなくなるだろ」と真顔です。旅行から帰って数か月経っても源泉番号だけは覚えているのに、泊まった部屋番号は完全に忘れています。
- 毎分1980Lという数字に興奮する
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3本の源泉を合わせて毎分1,980Lと知れば、「約2トンが毎分だぞ!」と勝手に別単位へ変換して大喜び。友達が「だから何?」と聞いても、「いや、この数字を見て何も感じないの!?」と逆に驚きます。温泉マニアにとって湧出量は、数字が大きいだけでしばらく眺めていられる観賞物です。
- 50℃台が3本並ぶとニヤニヤする
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源泉温度が56.4℃、58.6℃、52.5℃と並んでいるのを見ると、「全部50℃台か……」とニヤリ。普通なら浴槽のお湯が何℃なのか気になるところ、マニアは「この温度をどうやって浴槽まで持ってきてるんだろう」と別方向へ興味津々。入る前から湯使いの想像が始まります。
- 2種類の泉質があると両方入りたがる
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塩化物泉と単純温泉があると知れば、「じゃあ両方入っておきたい」と当然のように予定変更。友達が「同じ温泉地なんだから一か所でいいだろ」と言っても、「いやいや、源泉が違うから!」と譲りません。観光時間が削られても、本人にとっては湯めぐりこそ立派な観光です。
- 無色透明でも観察をやめない
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湯船を見て友達が「普通の透明なお湯だね」と言った瞬間、マニアの観察スイッチが入ります。湯口へ近づき、香りを確かめ、湯ざわりを意識しながら「透明だからって同じじゃないんだよ」と得意げ。派手な湯色がなくても、探すところはいくらでもあるのが温泉マニアです。
- 湯口を見つけると吸い寄せられる
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浴室へ入ったら浴槽より先に湯口を確認。「ここから来てるのか」と眺め、投入されるお湯の勢いや周囲の析出までじっくり観察します。友達がすでに肩まで浸かっていても、本人はまだ湯口の前。「早く入れよ」と言われて、ようやく自分が入浴しに来たことを思い出します。
- オーバーフローを見るとドヤ顔になる
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浴槽の縁からお湯がサラサラ流れているのを発見すると、「ほら、こっち見て!」と突然のドヤ顔。友達が「床が濡れてるだけじゃん」と返しても、「そこじゃない!この流れだよ!」と熱弁します。毎分1,980Lという数字を知ったあとでは、床を流れるお湯までありがたく見えてしまいます。
- 分析書を見つけると予定が止まる
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脱衣所の壁に温泉分析書を発見すると、その場で完全停止。泉質、pH、源泉温度、成分総計を順番に読み、「なるほどねぇ」と一人で納得しています。友達が「何がなるほどなの?」と聞いても説明すると長くなるので、「まあ、いろいろ」と返答。だったらなぜそんなに嬉しそうなのかは謎です。
- 入浴後にコシヒカリで完成した気になる
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たっぷり温泉を楽しんだあとは、南魚沼産コシヒカリへ一直線。炊きたてのご飯を前に「温泉のあとの米まで含めて六日町だな」と、勝手に旅を総括し始めます。本気丼まで登場すればさらにご満悦。泉質から米まで守備範囲に入ってしまうのが、温泉旅行をこじらせたマニアです。
- “湯めぐりお殿さま”と呼ばれます
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温泉もご飯も満喫し、これで六日町を楽しみ尽くしたかと思ったそのとき、坂戸山を見て突然歴史解説を始めます。「坂戸城って、上杉景勝とか直江兼続ゆかりの城なんだよ」と聞かれていないのに得意げに語り、まわりからは”湯めぐりお殿さま”とあだ名されてしまうのです。



管理人いじりですね…
そう呼ばれるのも悪くない!
六日町温泉の魅力まとめ
魚野川の流れを挟み、田園と山々の風景が広がる南魚沼。
その地下から湧く50℃台の温泉が、六日町の宿や湯処へ届けられています。
炊きたてのコシヒカリを味わい、坂戸山を歩き、雪国の歴史に触れる。
温泉だけにとどまらない、南魚沼らしい旅の楽しさが詰まった温泉地です。
六日町温泉の大きな特徴が、3本の源泉から供給される豊富な湯量です。1957年の発見から温泉地として発展し、現在も50℃台の温泉が地域の宿や入浴施設を支えています。
- 天然ガス試掘から始まった温泉
六日町温泉の始まりは1957年秋。南魚沼で天然ガスの試掘が行われていた際、地下から50℃を超える温泉が湧出しました。それをきっかけに温泉利用が進み、魚野川周辺や市街地へ宿泊施設が広がっていきます。長い歴史を持つ古湯とは異なり、昭和に誕生した比較的新しい温泉地という点も六日町ならではです。 - 1964年に国民保養温泉地へ指定
温泉発見から7年後の1964年、六日町温泉は国民保養温泉地に指定されました。周囲には魚野川や坂戸山、田園地帯が広がり、自然環境と温泉を組み合わせて滞在できる立地が特徴です。2026年3月には国民保養温泉地計画が改訂され、現在の源泉状況や地域の温泉利用についても改めて整理されています。 - 3源泉で合計毎分1980L
現在の資料では、第13号源泉が毎分730L、第14号源泉が530L、第15号源泉が720L。3本を合わせると毎分1,980Lに達します。すべて動力揚湯ですが、新潟県内でも有数とされる豊富な湧出量です。「50℃台の温泉が毎分約2,000L」という数字は、六日町温泉を象徴するポイントのひとつです。 - 温泉資源を守る継続的な管理
豊富な温泉を将来へつないでいくため、源泉では温度や湧出量、成分などの調査が続けられています。地下から汲み上げた温泉をただ利用するだけではなく、源泉設備や供給施設を含めて計画的に管理しているのも国民保養温泉地ならでは。六日町の温泉文化は、自然の恵みと日々の管理によって支えられています。
六日町温泉には、ナトリウム-塩化物温泉と単純温泉の2種類があります。3源泉はいずれも50℃を超え、使用する源泉によって泉質や温度が異なるのも湯めぐりの面白さです。
- 第13号と第15号は塩化物泉
第13号源泉は56.4℃・毎分730L、第15号源泉は52.5℃・毎分720L。どちらもナトリウム-塩化物温泉に分類されています。第13号と第15号を合わせた混合泉ではpH7.6前後という分析例もあり、無色透明を基本とする落ち着いた印象のお湯。泉質名や分析書を見比べながら入るのも楽しみ方のひとつです。 - 第14号は58.6℃の単純温泉
第14号源泉は58.6℃、毎分530Lの単純温泉。六日町温泉の3源泉では最も高い源泉温度を持ち、pHは8.0前後とする分析例があります。塩化物泉とは成分構成が異なるため、同じ六日町温泉でも別系統の泉質に出会えるのが特徴。温泉地全体を巡ることで、源泉ごとの個性が見えてきます。 - 3源泉はいずれも弱アルカリ性
六日町温泉の3源泉は、資料上いずれも低張性・弱アルカリ性・高温泉に分類されています。pHだけを見ると極端な高アルカリ性ではなく、おおむね7.6~8.0前後。数値の派手さよりも、異なる泉質と豊富な湯量を持つところに六日町らしさがあります。分析書好きなら、施設ごとの使用源泉を確認したくなる温泉地です。 - 湯使いは施設ごとに異なる
源泉温度はいずれも50℃を超えるため、実際の浴槽では湯量の調整など、それぞれの施設に合わせた方法で入浴しやすい温度に整えられています。源泉かけ流しを掲げる施設もありますが、湯使いや浴槽温度は一律ではありません。同じ温泉地でも、宿や浴場によって湯口や浴槽の雰囲気が変わるところも湯めぐりの楽しさです。
六日町温泉は、魚野川を挟んだ市街地と坂戸山周辺に宿や温泉施設が点在しています。田園、川、山、雪景色と、南魚沼らしい景観を身近に感じながら過ごせる温泉地です。
- 魚野川を挟んで広がる温泉地
六日町温泉は、大規模な温泉街が一か所に集まるタイプではありません。六日町駅周辺や西山地区、魚野川を渡った坂戸地区などに宿や温泉施設が点在しています。駅に近い便利なエリアから山裾の落ち着いた環境まで、それぞれ異なる雰囲気があり、街そのものを歩きながら温泉地を巡る楽しさがあります。 - 魚野川と山並みのある風景
温泉地のすぐそばを流れる魚野川。その先には八海山をはじめとする越後の山々が連なり、田園地帯と合わせて南魚沼らしい風景をつくっています。建物が密集した昔ながらの温泉街とは少し違い、視界が大きく開ける場所が多いのも特徴。川、山、田んぼが一枚の景色につながる開放感があります。 - 四季で大きく変わる南魚沼
春には山野の花や新緑、夏には青々とした田園、秋には黄金色の稲穂と紅葉が広がります。そして冬は雪国らしい白銀の風景へ。豪雪地域である南魚沼では、同じ場所でも季節によって印象が大きく変わります。温泉を目的に訪れながら、その時期だけの山や田園の風景に出会えることも六日町の魅力です。 - 街中で気軽に楽しめる足湯
六日町には「お六の湯」など、散策途中に立ち寄れる足湯もあります。温泉宿でゆっくり過ごすだけでなく、街歩きの途中で温泉に触れられるのがうれしいところ。周囲には魚野川や坂戸山など南魚沼らしい景色も広がっており、温泉地と日常の街並みが自然につながっている六日町らしいスポットです。
六日町を訪れるなら、南魚沼産コシヒカリは外せません。本気丼やへぎそば、郷土料理、地酒まで、雪国の風土から生まれた味覚が温泉旅をさらに賑やかにしてくれます。
- 主役は南魚沼産コシヒカリ
南魚沼を代表する味覚といえば、やはりコシヒカリ。宿の夕食や朝食、街中の飲食店など、旅のさまざまな場面で出会えます。炊きたての白米をそのまま味わうのはもちろん、地域の料理と組み合わせれば楽しみ方はさらに広がります。「温泉の次はご飯」と言いたくなるほど、米どころならではの存在感があります。 - 豪快なご当地企画「本気丼」
南魚沼産コシヒカリをもっと楽しんでもらおうと始まった地域企画が「本気丼」、通称マジどん。参加店がそれぞれ工夫を凝らし、肉や魚、野菜などを使った個性的な丼を提供します。決まった一種類の料理ではなく、店ごとに内容が違うのが面白いところ。六日町周辺で食べ歩きながらお気に入りを探す楽しみもあります。 - 雪国の暮らしを伝える郷土料理
南魚沼には、刻んだ漬物や野菜などを組み合わせる「きりざい」をはじめ、雪国の暮らしから生まれた料理が残っています。冬の長い地域で身近な食材を無駄なく使ってきた文化を、今も食卓から感じられるのが魅力。山菜やきのこ、かぐら南蛮など、季節や店によって出会える地元食材にも注目です。 - へぎそばと地酒を楽しむ夜
布海苔をつなぎに使うへぎそばも、新潟・魚沼を代表する食文化のひとつ。一口ほどの大きさに美しく盛り付けられる独特の姿も印象的です。さらに周辺には八海山、鶴齢、高千代などの酒蔵があり、地酒も旅の楽しみに。米と水の土地・南魚沼ならではの食卓を、温泉と一緒にじっくり味わえます。
坂戸山や雲洞庵をはじめ、六日町周辺には歴史と自然を一緒に楽しめる場所が点在しています。登山、史跡散策、雪国文化の見学まで、温泉を拠点に旅の幅を広げられます。
- 坂戸山と国史跡の坂戸城跡
温泉街の背後にそびえる標高634mの坂戸山は、その大部分が国指定史跡「坂戸城跡」。上杉景勝や直江兼続ゆかりの地として知られ、現在は登山や歴史散策を楽しめる山です。山頂からは六日町の市街地や魚野川、田園地帯を見渡すことができ、温泉街から歩いて自然と戦国史の世界へ入っていけます。 - 杉木立に囲まれた古刹・雲洞庵
金城山の麓にある雲洞庵は、長い歴史を持つ曹洞宗の寺院です。上杉景勝や直江兼続ゆかりの寺としても知られ、杉木立に囲まれた参道には静かな空気が漂います。赤門から本堂へ続く石畳には一字一石経にまつわる伝承もあり、建物を見るだけでなく、参道を歩きながら土地の歴史に触れられます。 - 雪を活かす雪国文化に触れる
冬に大量の雪が積もる南魚沼では、その雪を資源として利用する文化も育まれてきました。周辺の八海山雪室では、冬の雪を貯蔵し、その冷気を日本酒や食品の貯蔵に利用する仕組みを見ることができます。厄介なものにも思える雪を暮らしの知恵へ変えてきた、雪国ならではの文化に触れられる場所です。 - 駅から山へ歩けるアクセスの良さ
六日町駅にはJR上越線と北越急行ほくほく線が乗り入れ、車なら関越自動車道の六日町ICを利用できます。さらに六日町駅から坂戸山登山口までは約1.6km。温泉街、街歩き、登山が比較的近い範囲にまとまっているため、車だけに頼らず旅を組み立てやすいのも六日町ならではの魅力です。



湯に浸かり、炊きたての米を味わい、魚野川の向こうに連なる山々を仰ぐ。
次の休みは、六日町温泉で「雪国・南魚沼の恵み」を巡る旅に出かけませんか?
この記事は、主に以下の公式サイト・公的資料などを参考にしています。営業時間や料金、交通・観光情報などは変更される場合がありますので、お出かけ前に最新情報をご確認ください。
- 国民保養温泉地 [温泉の保護と利用]
- 南魚沼市観光協会【えちご南魚沼いいとこ自慢】
- 各施設の公式サイト
六日町温泉 – アクセスと基本情報
| 温泉地名 | 六日町温泉 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県南魚沼市 |
| 入浴施設 | 複数あり |
| 主な泉質 | ナトリウム-塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉) 単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉) pH:7.6~8.0前後 ※源泉・混合泉によって異なります |
| お湯の特徴 | 六日町温泉には塩化物泉と単純温泉の2系統があり、源泉温度はいずれも50℃台。 無色透明を基本とした落ち着いた印象のお湯で、施設によって使用する源泉や湯使いが異なります。 3源泉合計毎分1,980Lという豊富な湧出量も大きな特徴です。 |
| 香り | 香りは全体として穏やかで、六日町温泉の塩化物泉を「無臭」と案内している施設もあります。 強い硫黄臭などを前面に感じるタイプではなく、無色透明の見た目とともに静かな印象。 ただし使用源泉や浴槽の状態によって感じ方には違いがあります。 |
| 雰囲気 | 魚野川を挟み、六日町駅周辺から坂戸山の麓まで宿や湯処が点在する温泉地。 昔ながらの温泉街が密集するというより、田園、市街地、川、山がゆるやかにつながります。 越後の山々や雪国らしい四季の風景を身近に感じられるのも魅力です。 |
| 楽しみ方 | まずは宿や日帰り施設で六日町温泉のお湯を楽しみ、南魚沼産コシヒカリや本気丼、へぎそば、地酒へ。 時間があれば坂戸山・坂戸城跡を歩いたり、雲洞庵を訪ねたりするのもおすすめです。 春の新緑、夏の田園、秋の稲穂、冬の雪景色と季節を変えて訪れる楽しみもあります。 |
| ※源泉や施設によって記載と異なる場合があります。コンディションによって印象は変わる場合があります。 ※掲載している情報は執筆時点のものです。最新の情報は公式サイト等で確認をお願いいたします。 | |
- 六日町温泉の源泉かけ流し
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六日町温泉には、湯らりあをはじめ源泉かけ流しを掲げる日帰り施設や宿があります。施設によって使用源泉や浴槽の造りは異なるため、湯使いを調べながら巡ると温泉地の個性がより見えてきます。
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六日町温泉 季節ごとの魅力まとめ
白銀の冬から花咲く春へ、青田を渡る夏の風から黄金色に輝く実りの秋へ。
南魚沼の自然に抱かれた六日町温泉は、季節とともに景色を大きく変えていきます。
魚野川の流れ、田園、坂戸山や八海山などの山々が、その時期だけの旅の舞台を描きます。
温泉とともに雪国の一年を巡れば、訪れるたびに異なる南魚沼の表情に出会えます。
長い冬が終わると、水芭蕉や桜、カタクリが雪解けを追うように咲き始めます。坂戸山や銭淵公園を歩きながら、残雪の山々と芽吹き始めた南魚沼の景色を楽しめる季節です。
- 銭淵公園に訪れる春の彩り
坂戸山の麓にある銭淵公園では、小川沿いに水芭蕉が咲き、その後は約100本のさまざまな桜が園内を彩ります。整備された遊歩道を歩けば、水辺と桜、その向こうに続く山並みが重なる六日町らしい春景色へ。開花時期や春の催しは年によって変わるため、訪問前の確認がおすすめです。 - 坂戸山を染めるカタクリ
標高634mの坂戸山では、例年4月中旬から5月上旬頃にカタクリが見頃を迎えます。花は山麓から山頂まで登山道沿いで見られ、国史跡・坂戸城跡の遺構とともに巡れるのが特徴。山頂からは魚野川沿いに広がる六日町盆地を見渡せ、花、歴史、眺望を一度に楽しめます。 - 古墳と山城を包む春の花
少し足を延ばせば、標高321mの六万騎山もカタクリの名所。山全体に群生地が広がり、約1時間の周回コースでは山城跡の遺構にも出会えます。飯綱山古墳群でも、5~6世紀に築かれた古墳を包むようにカタクリが咲き、古い歴史と雪国の春が静かに重なります。 - お松の池を巡る春の水辺
上の原エリアにあるお松の池では、春になると桜が水辺を彩ります。池の周囲には約1kmの遊歩道があり、温泉滞在の合間に歩く散策先としても立ち寄りやすい場所。雪解け後の山々と水辺を眺めながら、南魚沼の春が少しずつ深まっていく景色を楽しめます。
夏の魚沼盆地には青々とした水田が広がり、魚野川や山々の緑が鮮やかさを増します。鮎や八色スイカなど季節の味覚も加わり、温泉と自然、食を組み合わせた旅が楽しい季節です。
- 魚野川に訪れる鮎の季節
夏の魚野川では鮎釣りの風景が見られ、川そのものが季節の舞台になります。2026年8月22日には恒例の「魚野川鮎まるかじり祭」が開催され、約20mの特設焼き場で炭火焼きの鮎を楽しむ催しも行われました。開催日は年によって変わるため、最新情報を確認して訪れたい夏の風物詩です。 - 坂戸山と八海山の夏景色
坂戸山では6月末から7月初め頃に山開きの時期を迎え、緑に包まれた六日町盆地を望む山歩きが楽しめます。八海山ロープウェーは標高1,147mの山頂駅まで約7分。山麓との標高差は771mあり、夏は山上から魚沼盆地や周囲の山々を見渡す空中散歩も楽しめます。 - スイレンとホタルの水辺
お松の池では夏になるとスイレンが水面を彩り、約1kmの遊歩道で静かな水辺を巡れます。一方、銭淵公園はホタル鑑賞スポットとしても紹介されており、初夏には昼間の花や緑とは異なる表情へ。日中の山歩きから夕暮れの水辺まで、時間帯を変えて景色を楽しめます。 - 八色スイカが主役になる夏
南魚沼の夏を代表する味覚のひとつが八色スイカ。2026年には7月25日から西瓜祭りも開催され、八色原で育ったスイカが旬を迎えました。シャリッとした食感と甘みを特徴として紹介されており、青々とした田園を眺める温泉旅に、南魚沼らしい夏の味覚を添えてくれます。
秋になると南魚沼の水田は黄金色へ変わり、やがて山々も紅葉に染まります。新米と本気丼、魚沼スカイラインや八海山の紅葉など、「米どころ」と「山の国」の魅力が一緒に深まる季節です。
- 黄金色の田園と新米の季節
9月を迎えると、六日町周辺の田園は収穫を待つ稲穂に覆われ、緑の盆地が次第に黄金色へと変わっていきます。収穫後には南魚沼産コシヒカリの新米が店頭や食卓に登場。山並みを背景に広がる田園を眺め、その土地で育った米を味わうという、米どころならではの秋旅が始まります。 - 秋から始まる本気丼の季節
南魚沼産コシヒカリを主役に、各店が独自の丼を提供する「本気丼」。2026年シーズンは10月1日のスタートが予定されています。肉、魚、野菜など組み合わせは店舗ごとに異なり、一つの決まった郷土料理ではないところも面白さ。開催期間や参加店は年度ごとに変わるため、公式情報を確認しながら巡るのがおすすめです。 - 魚沼スカイラインの紅葉と雲海
尾根上を走る約20kmの魚沼スカイラインでは、10月中旬から11月上旬頃が紅葉の目安。複数の展望台から、色づいた山々と眼下の盆地を眺められます。秋は条件が合えば雲海が現れることもあり、山の上から六日町周辺を見下ろす景色も魅力。冬季は通行止めになるため時期には注意が必要です。 - 八海山から裏巻機渓谷へ
八海山周辺の紅葉は9月中旬から11月上旬頃が目安で、標高差によって色づきが移っていきます。ロープウェーを利用すれば、山上から紅葉や雲海を眺めることも可能。さらに裏巻機渓谷や三国川ダム周辺へ足を延ばせば、岩壁や渓流と紅葉が重なる南魚沼の秋景色に出会えます。
冬になると田園も山々も深い雪に包まれ、南魚沼は白銀の景色へ一変します。雪景色を眺める温泉、スキーやスノーボード、雪国文化の祭りなど、冬だからこそ出会える旅の楽しみが揃います。
- 雪景色と温泉を眺める冬
六日町温泉には、冬になると周囲の雪景色を眺められる露天風呂を持つ施設もあります。白く覆われた山や庭、湯面から上がる湯気が重なる景色は雪国ならでは。ただし冬季に露天風呂を閉鎖する施設もあるため、「雪見風呂」を目的にする場合は、利用予定の宿や浴場へ事前確認しておくと安心です。 - 温泉街近くのスノーリゾート
ムイカスノーリゾートは六日町ICから約5分で、六日町駅から送迎バスが運行されるシーズンもあります。さらに六日町八海山スキー場は、2026-27シーズン案内で全11コース、標高差820m。性格の異なるゲレンデを選び、雪上アクティビティと六日町温泉を組み合わせられるのが冬の強みです。 - 雪国文化を伝える雪譜まつり
塩沢では毎年冬、「しおざわ雪譜まつり」が行われています。江戸時代の文人・鈴木牧之と『北越雪譜』にちなみ、雪国の暮らしや文化を伝える祭りで、2026年は2月21日に開催されました。雪とろうそくを使った演出など、温泉やスキーとは違った角度から南魚沼の冬に触れられます。 - 雪国の夜に楽しむ温かな食
冬の六日町では、本気丼をはじめ、ラーメンやそばなど温かな料理を探す楽しみもあります。前シーズンの本気丼は2025年10月1日から2026年2月28日まで開催され、2026年シーズンも10月1日開始予定。開催期間は毎年同一とは限らないため、その年の参加店や期間を確認しながら雪国の食を巡るのがおすすめです。
この記事は、主に以下の公式サイト・公的資料などを参考にしています。営業時間や料金、交通・観光情報などは変更される場合がありますので、お出かけ前に最新情報をご確認ください。
- 国民保養温泉地 [温泉の保護と利用]
- 南魚沼市観光協会【えちご南魚沼いいとこ自慢】
- 各施設の公式サイト








