山あいの清流が静かに囁く、秘境の湯治場。
体温にそっと寄り添うようなぬる湯に身を委ね、時計の針を止めて過ごす時間がここにはあります。
せわしない日常のすべてを一度リフレッシュして、自分に還るための特別な場所。
千二百年もの間、人々の心と体を優しく包み込んできた、奇跡のような名湯が待っています。
栃尾又温泉ってどんなところ? | 4コマ漫画で体験してみる
ゆめにゃん猫は入れないからフィクションにゃ…


深い緑と豪雪に守られた栃尾又の地には、豊かな自然と大地の恵みが息づいています。
ラジウムを贅沢に含む至福のぬる湯と、魚沼の風土が育んだ素朴で心温まる食の数々。
日帰りで通り過ぎるだけではなく、連泊してゆっくりと心身を自然のなかに浸していく贅沢。
新緑や美しい紅葉に彩られた秘境で、まだ知らない深い癒やしに出会ってみませんか。
源泉約35.7℃の優しさに包まれながら、時間を忘れてじっくりとお湯に身を委ねる極上の湯治体験です。
- 奇跡のぬる湯
体温とほぼ同じ温度の源泉は、肌に触れた瞬間にすっと馴染み、何時間でも浸かっていられるような不思議な心地よさをもたらしてくれます。 - 伝統の長湯文化
一時間、二時間とゆっくりお湯に浸かる伝統のスタイル。微動だにせず目を閉じれば、心身の緊張がゆっくりとほどけていくのを感じられます。 - 至福の交互浴
源泉そのままのぬる湯と、じんわり温かい加温浴槽を行き来することで、体への負担を抑えながら全身の巡りを心地よく整えられます。 - 希少なラジウム泉
豊富なラドンを含む放射能泉であり、古くから優れた療養の湯として、心身の不調を抱える多くの人々の拠り所となってきました。
日本一の米どころとして名高い魚沼の贅沢な食卓。素朴でありながら、大地の力強さを感じる料理が並びます。
- 魚沼産コシヒカリ
豪雪地帯の清らかな雪解け水で育った全国屈指のブランド米。ふっくらと艶やかに炊き上げられたご飯は、それだけでご馳走です。 - 四季の山菜ときのこ
春には芽吹いたばかりのみずみずしい山菜、秋には香り高い天然のきのこなど、その季節にしか出会えない山の味覚を満喫できます。 - 清流が育む川魚
岩魚や山女魚など、透明度の高い美しい川で育った川魚の塩焼き。身の締まった上品な味わいと、川の恵みの豊かさを実感できます。 - 郷土料理のっぺ
根菜やキノコを優しい出汁で煮込んだ、新潟を代表する家庭の味。どこか懐かしく、冷えた体を芯から温めてくれる素朴な一品です。
都会の喧騒から遠く離れた山あいにあり、一歩足を延ばせば神秘的な大自然のパノラマが広がっています。
- 奥只見湖の絶景
新緑や紅葉に彩られる秘境の人造湖。遊覧船に揺られながら眺める雄大な山々の景色は、日常を忘れさせてくれるほどの美しさです。 - 枝折峠の幻想的な雲海
早朝の限られた時間、山々の間を滝のように流れ落ちる滝雲が見られるスポット。自然が織りなす圧倒的な光景は一見の価値があります。 - 奥只見シルバーライン
全長の大半がトンネルという、かつてのダム建設時に作られた名物道路。まるで異世界へと進んでいくような冒険心をくすぐられます。 - 銀山平での森林浴
豊かな自然がそのまま残された、ハイキングに最適なエリア。心地よい風を感じながら歩けば、五感がじんわりと満たされていきます。
奈良時代から続く長い歴史のなかで、ここは訪れる人々が自分自身を労り、癒やすための場所であり続けました。
- 千二百年の歴史ある名湯
古くから湯治場として栄え、時代を超えて多くの旅人を癒やしてきた名湯。変わらない素朴な風情が、今も優しく迎えてくれます。 - 子宝の湯としての伝承
境内にある夫婦杉や子持ち杉など、薬師堂を中心に語り継がれる子宝信仰。神秘的な歴史の面影が、温泉街に今も息づいています。 - 連泊して深まる魅力
日帰りの入浴では味わえない、時間を忘れて滞在する贅沢。何度も湯に浸かり、ただ何もしない時間が心を満たしてくれます。 - 秘境ならではの静けさ
観光地化されていない静かな環境だからこそ、周囲の雑音から離れて、自分の心と静かに向き合う最高のひとときを過ごせます。
湯に溶け、自然を愛で、魚沼の恵みに満たされる。
次の休みは、栃尾又温泉で「何もしない贅沢」を心ゆくまで味わう湯治旅に出かけませんか?
栃尾又温泉へのアクセスと基本情報
| 温泉地名 | 栃尾又温泉 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県魚沼市上折立 |
| 入浴施設 | 複数あり |
| お湯の特徴 | 源泉約35.7℃の体温に近いぬる湯が魅力。 ラドンを含む希少な放射能泉で、長時間ゆったり浸かる伝統の湯治文化が今も受け継がれています。 加温浴槽との交互浴も心地よく楽しめます。 |
| 香り | 香りはほとんどなく、とてもやさしい印象。 クセが少ないため、温泉初心者でも入りやすく、お湯そのものの心地よさをじっくり味わえます。 |
| pH | 8.4-8.6前後 |
| 雰囲気 | 山あいの静かな温泉地で、昔ながらの湯治場の風情が色濃く残ります。 四季折々の自然に囲まれ、時間がゆっくり流れるような穏やかな空気に癒やされます。 |
| 楽しみ方 | まずは源泉のぬる湯でじっくり長湯を楽しみ、途中で加温浴槽との交互浴を取り入れるのがおすすめ。 湯上がりは宿で魚沼の郷土料理を味わい、静かな夜にぐっすり眠るまでが栃尾又温泉の醍醐味です。 |
| ※源泉や施設によって記載と異なる場合があります。コンディションによって印象は変わる場合があります。 ※掲載している情報は訪問時のものです。最新の情報は公式サイト等で確認をお願いいたします。 | |
栃尾又温泉 季節ごとの魅力
厳しい冬を越え、柔らかな新緑の息吹が山あいを包み込む季節。静かに開かれていく秘境の春を五感で味わえます。
- 新緑に包まれる湯治
-
山々がみずみずしい緑に染まる様子を眺めながら、穏やかなぬる湯に身を浸す贅沢。冬の間に縮こまっていた心と体が、ゆっくりと心地よくほどけていきます。
- 春を告げる山菜料理
-
こごみやタラの芽、木の芽など、魚沼の雪解け水が育んだ春の山菜。独特のほろ苦さと大地の力強いエネルギーを、炊きたてのご飯とともに贅沢に味わえます。
- 残雪と新緑の美しさ
-
標高の高い山頂には白い雪が残り、麓には鮮やかな新緑が広がる、この土地ならではの対比。春にしか出会えない、息をのむほど美しい景色に心が洗われます。
- 優しく心地よい散策
-
柔らかな春の日差しの中、温泉街や歴史ある薬師堂、子持ち杉をのんびりと歩く時間。小鳥のさえずりと清流の音に包まれながら、心穏やかなひとときを過ごせます。
うだるような都会の暑さを逃れ、ひんやりとした山の空気に満たされる夏。伝統のぬる湯が最も輝く季節です。
- 極上のぬる湯を満喫
-
体温に近い源泉は、夏の火照った体に驚くほど心地よく馴染みます。暑さを感じることなく、何時間でも湯船に浸かっていられる至福の長湯を体験できます。
- 涼やかな山あいの避暑
-
豊かな木々に囲まれた温泉郷は、朝晩になると心地よい涼風が吹き抜けます。エアコンの冷気とは無縁の、自然がもたらす健やかな涼しさに包まれる贅沢です。
- 夏の川魚と旬の味覚
-
清流で元気に育った鮎や岩魚の塩焼き。香ばしく焼き上げられた川魚は、ふっくらとした身の旨味が格別で、夏の湯上がりの食卓をみずみずしく彩ってくれます。
- 夜空を彩る満天の星
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街の明かりが届かない山奥だからこそ、晴れた夜にはこぼれ落ちそうなほどの星空が広がります。静寂のなかで星を仰ぎ見れば、日常の喧騒が遠くへ消えていきます。
山々が赤や黄色に美しくおめかしをし、一年のうちで最も食卓が豊かになる実りの秋。五感が歓びに満たされます。
- 窓外の紅葉を愛でる湯
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湯治場の風情ある湯船に浸かりながら、窓越しに色鮮やかな秋の山を眺める時間。じんわりと体を温めながら、移りゆく季節の美しさを静かに堪能できます。
- 豊かな天然きのこ料理
-
舞茸やなめこなど、地元の山で収穫された香り高い天然のきのこたち。滋味あふれるお吸い物や網焼きなど、秋の味覚を贅沢に使った郷土料理が並びます。
- 新米魚沼産コシヒカリ
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待ちに待った収穫の季節。炊きたての新米は一粒一粒が信じられないほど甘く、お米本来の豊かな風味を引き立てる素朴な山の滋味とともに至福の時間を運んでくれます。
- 幻想的な滝雲の絶景
-
条件が揃った秋の早朝、枝折峠で見られる滝雲。雲が山を越えて激しく流れ落ちる圧倒的な自然の神秘は、この季節に訪れた人だけが立ち会える奇跡の光景です。
すべてが深い雪に包まれ、静寂の極みへと誘われる冬。豪雪地帯だからこその、温もりと思索の時間が待っています。
- 静寂に包まれる雪見風呂
-
しんしんと降り積もる雪を窓の向こうに眺めながら、静かな湯船で過ごす時間。外の寒さとぬる湯の優しさが、心にじんわりと深い安らぎを届けてくれます。
- 冬の地酒と温かい料理
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温泉で体を休めた後は、魚沼の名水が生んだ日本酒と、温かな郷土料理。体の芯からぽかぽかと温まり、豪雪の夜さえも愛おしく感じられるひとときです。
- 白銀の秘湯にこもる贅沢
-
一面の銀世界に包まれた宿で、時計を見ずにただのんびりと過ごす時間。読書をしたり、うたた寝をしたり、自分だけの時間を誰にも邪魔されずに満喫できます。
- 冬のアクティビティ
-
周辺には豊富な積雪を誇るスキー場が点在。ウインタースポーツで思いきり体を動かした後に、歴史ある湯治場へ帰って体を労る贅沢な旅のスタイルが叶います。
レビューエッセイ | まるで、心と体がほどけていく湯治旅
源泉の温度は、私たちの体温にとても近い約35.7℃。
お湯に浸かった瞬間は熱さをほとんど感じないのに、気が付けば時間を忘れてずーっと湯船で過ごしてしまう、不思議な魅力を持ったぬる湯です。
初夏のやわらかな風がそっと窓から入り込んで、遠くで鳥のさえずりが静かに響く中、ただただお湯に身を委ねる時間は何とも言えない贅沢でした。
しばらくぬる湯を堪能した後は、少し温かい加温浴槽との交互浴へ。
じんわりと温まった体を再びあのぬる湯が優しく包み込んでくれたとき、その心地よさに思わず「はぁ…」と幸せいため息が漏れてしまいます。
派手な香りや強い刺激があるわけではないけれど、驚くほどやわらかなお湯と静かな空間が、硬くなっていた心と体の緊張を少しずつ、丁寧にほどいてくれるようでした。
お楽しみの夕食では、つやつやの魚沼産コシヒカリをはじめ、旬の山菜など地元の食材をふんだんに使った素朴で優しいお料理をいただきました。
お腹が満たされた後は、お部屋で何もせずただのんびりゴロゴロ。
この時間こそが、この温泉の何よりの醍醐味なのかもしれません。
あちこち観光地を巡るアクティブな旅もいいけれど、ここでは「何もしない贅沢」を心ゆくまで味わうのが正解なんだと感じました。
私が訪れた初夏はちょうど新緑が美しい季節で、みずみずしい緑に包まれた温泉街を眺めているだけで、心まで穏やかになっていきます。
忙しい毎日にちょっと疲れてしまったとき、静かな時間の中で自分自身をそっと整えたい。
そんな時にこそ、お守りのように訪れたくなる、湯治文化が優しく息づくお気に入りの名湯になりました。
温泉マニアあるある! — 栃尾又温泉編



マニアの人はこうなっちゃう…かも!?
- ぬるいのにテンションが上がる
-
初めて湯船に入った友達が「ぬるくない?」と首をかしげる横で、「これこれ!」と満面の笑み。普通の人がお風呂なら追い焚きしたくなる温度でも、「この温度だから最高なんだよ」と熱弁します。「大丈夫、そのうち出られなくなるから」と意味深なことまで言い出し、完全に栃尾又ワールドへ引き込もうとします。
- 時計を見る回数が逆に減る
-
普通の人は「そろそろ上がろうか」と時計を気にしますが、マニアは時計を見ても「まだ20分か」とニヤリ。「今日は1時間は軽いかな」と、もはや長湯が前提です。友達が「そんなに入るの!?」と驚いても、「ここでは時間じゃなくて感覚だから」と謎の名言まで飛び出します。
- 交互浴のルーティンが完成している
-
ぬる湯でじっくり癒やされ、加温浴槽で温まり、またぬる湯へ。「今が一番気持ちいい」と何度も往復します。友達が「まだ入るの?」と聞くと、「今ようやく仕上がってきたところ」と真顔。完全に自分だけの”完成形ルート”を持っています。
- 「何もしない」が最高の贅沢になる
-
「今日は何して過ごす?」と聞かれても、「温泉入る」と即答。「そのあとは?」と聞かれても、「また入る」。さらに「夜は?」と聞かれても、「もう一回入る」。予定表が温泉だけで埋まっているのに、本人は最高に充実しています。
- ラジウム泉をやさしく語り始める
-
「ここはラドンを含む放射能泉なんだよ」と、少し誇らしげに説明スタート。友達が「難しそう」と言うと、「難しく考えなくていい、お湯を楽しめば十分」と急に優しい先生になります。気づけば湯治文化まで話が広がり、小さな温泉講座が始まっています。
- 静けさまで楽しみ始める
-
普通の人は「静かだね」で終わりますが、マニアは「この静けさも温泉の一部だから」と深くうなずきます。鳥の声や川のせせらぎを聞きながら、「これが最高のBGMなんだよ」としみじみ。しまいには「この静寂、お持ち帰りしたい」と本気で言い始めます。
- 湯上がりは眠気まで楽しむ
-
お風呂から上がると、「眠い…」ではなく「来た来た」とニヤリ。宿の布団に入る前から幸せそうな顔をして、「今日は絶対ぐっすりだ」と確信しています。友達が「そんなに違うの?」と聞くと、「泊まれば分かる」と意味ありげに笑います。
- 魚沼産コシヒカリを全力で味わう
-
夕食でご飯が運ばれてくると、「これが魚沼産コシヒカリ!」とテンション急上昇。一口食べるたびに「甘い」「うまい」と何度もうなずきます。友達が「そんなに違う?」と聞くと、「温泉のあとだから倍おいしい」と結局温泉のおかげにしてしまいます。
- 「あと10分」が永遠に続く
-
「そろそろ出ようかな」と言いながら、また目を閉じてぷかぷか。「あと10分だけ」が何度も続きます。友達が「さっきも聞いたよ」と笑っても、「今ちょうど最高なんだよ」と全く動く気配なし。永遠に入り続けるつもりなのかもしれません。
- 気づけば”長湯地蔵様”になる
-
いつしか長湯が当たり前になります。友達が先に上がっても、「もう少しここにいる」と微動だにせず、お湯の中で静かに目を閉じる姿はまるでお地蔵様。その穏やかすぎる佇まいから、周囲からは”長湯地蔵様”とあだ名されてしまうのです。



管理人いじりですね…
そう呼ばれるのも悪くない!
- 日本屈指のラジウム温泉の凄さ
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日本でも非常に希少な放射能泉であり、豊富なラドンを含んでいるのが特徴です。微量の放射線が細胞を刺激して免疫力や自然治癒力を高めるホルミシス効果が期待でき、古くから現代に至るまで多くの人々を救う療養の湯として深く親しまれています。
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源泉温度が約35.7℃という、体温にそっと寄り添うような絶妙な温度が最大の魅力です。熱さをほとんど感じないため体への負担が非常に少なく、副交感神経が優位になることで心身が深い休眠モードに入り、驚くほどよく眠れるようになります。
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湯船に1時間から2時間近くじっくりと浸かり続ける、栃尾又温泉に古くから伝わる独特の入浴法です。微動だにせずお湯に身を委ねることで、日々の忙しさで凝り固まったストレスや体の緊張が、時間を忘れていくなかで優しくほどけていきます。
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