日本三大峡谷・清津峡のふもとに広がる、山あいの小さな温泉郷。
清津川の流れと切り立つ岩壁を身近に感じながら、個性の異なる源泉と向き合えます。
峡谷の造形美に現代アート、雪国ならではの郷土料理まで。
十日町の自然と文化をゆっくり味わえる湯の里です。
- 清津峡温泉の泉質とお湯の特徴
硫黄泉をはじめ、源泉ごとの泉質や香り、温度の違いを紹介 - 清津峡渓谷トンネルと絶景スポット
柱状節理の大峡谷や水鏡、現代アートなど見どころを紹介 - へぎそばなど十日町の名物グルメ
へぎそばや妻有ポークなど、旅と一緒に楽しみたい郷土の味 - 新緑・紅葉・雪景色の見頃と楽しみ方
春夏秋冬で変化する峡谷の景色と、季節ごとの魅力を紹介 - 清津峡へのアクセスと観光のポイント
車・バスでの行き方や徒歩時間、予約が必要な時期などを紹介
清津峡温泉ってどんなところ? | 4コマ漫画で体験してみる
ゆめにゃん猫は入れないからフィクションにゃ…


温泉マニアあるある! – 清津峡温泉の魅力編



マニアの人はこうなっちゃう…かも!?
- パノラマより先に分析書を見る
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清津峡といえば柱状節理の大峡谷。ところがマニアは宿へ着くなり「分析書はどこかな」と館内をキョロキョロ。友達が「先に清津峡見に行こうよ」と誘っても、「峡谷は逃げない。でも分析書は見落とすかもしれない」と謎の使命感を発揮します。絶景旅行でも、最初に確認したい景色は温泉分析書なのです。
- 「薬師の湯48℃」で目が輝く
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清津館の「薬師の湯」が源泉温度48℃の単純硫黄温泉だと知ると、「ほう……高温泉ですな」と急に評論家の顔。さらにアルカリ性と分かれば分析書へ顔を近づけます。友達には「数字見て何が楽しいの?」と聞かれますが、「数字を知ってから入るとロマンが増すんだよ」とドヤ顔。入浴前からもう十分楽しんでいます。
- 硫黄の香りを探して鼻が忙しい
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湯船に入った瞬間、マニアは静かに鼻をクンクン。「おっ……いるな」と小声でつぶやきます。何がいるのかと思えば、探しているのは硫黄系の香り。清津峡温泉郷には単純硫黄温泉の源泉があり、香りも湯の個性を知る楽しみのひとつです。景色を眺めながら鼻でも温泉を観察するので、顔だけ妙に忙しくなります。
- 二本の源泉と聞いて急に本気になる
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清津館の貸切露天風呂で「異なった2本の源泉を楽しめる」と知った瞬間、マニアの観察モードが起動。「待てよ、こっちとこっちで何が違う?」と湯の色、香り、温度感、湯ざわりを一つずつ確認し始めます。友達は雪景色を眺めているのに、本人だけ脳内で源泉比較表を作成中。二本あるなら比べずにはいられません。
- 湯口を見ると条件反射で近づく
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立派な峡谷を前にしても、浴槽の端から湯が流れ込んでいれば視線はそちらへ。「ここから来てるのか……」と湯口へ静かに接近し、流れ方や香りを観察します。さらに浴槽の縁を湯が越えていれば、「おお、流れてる流れてる」と満足そう。絶景露天風呂なのに、見ている方向だけ明らかにおかしいのが温泉マニアです。
- 温泉郷なのに泉質が違うと喜ぶ
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「清津峡温泉って、全部同じお湯でしょ?」と言われると、マニアの出番です。清津館には単純硫黄温泉などの源泉がある一方、せとぐちでは弱食塩泉と案内されています。「同じ温泉郷でも違うんだよ!」と嬉しそうに説明開始。普通なら話が複雑になるところですが、マニアにとっては個性が増えたので完全にボーナスタイムです。
- 柱状節理を見ても温泉を考える
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清津峡渓谷トンネルから巨大な柱状節理を眺め、「すごい景色だね」と感動する友達。その横でマニアは「この岩体の地下って、温泉水はどう動いてるんだろう……」と別方向へ思考を開始します。柱状節理が温泉の通り道と決まったわけでもないのに、岩盤の割れ目を見るだけで地下の熱水まで想像。絶景から地底へ旅立つのが早すぎます。
- 石英閃緑ひん岩まで覚えて帰る
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旅行前は「柱状節理がきれいらしいよ」程度だったはずなのに、帰る頃には「清津峡石英閃緑ひん岩」という単語を覚えています。さらに周囲の地層へ貫入した岩体だと知れば、「なるほどねぇ……」と意味ありげにうなずきます。友達から「何がなるほどなの?」と聞かれても説明が長くなるので、とりあえず遠くを見つめます。
- 温泉旅行なのに地質図を開き始める
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柱状節理について少し調べるだけのつもりが、いつの間にか産総研の地質図を開いています。「清津峡岩体はこの辺で……周囲にはこんな地層が……」と指で地図をなぞり始め、温泉旅行だったことを完全に忘却。友達がへぎそばを検索している横で、一人だけ数百万年以上前の地質史を検索しています。旅の時間軸が違いすぎるのです。
- グリーンタフを一般常識のように語る
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調査が地質沼の最深部へ到達すると、マニアは「清津峡は、グリーンタフ地域にあるんだよ」と、地質用語をさも当然のように得意げに語ります。友達が「グリーン……何?」と固まっても、「新潟から東北にかけて面白いんだよ」と話を広げる始末。まわりからは、”湯めぐりグリーンタフ”とあだ名されてしまうのです。



管理人いじりですね…
そう呼ばれるのも悪くない!
清津峡温泉の魅力まとめ
豪雪地帯の山あいに佇む、二軒の温泉宿からなる清津峡温泉郷。
渓流の音を聞きながら湯に浸かり、へぎそばや山の幸を味わう時間が待っています。
少し歩けば、柱状節理の大峡谷と現代アートが融合する清津峡渓谷トンネルへ。
季節ごとに表情を変える山峡を、のんびり巡りたくなる温泉地です。
日本三大峡谷の一つ、清津峡のふもとに位置する清津峡温泉郷。大規模な温泉街とは異なり、清津川と山々に囲まれた静かな環境の中で、山峡ならではの時間を楽しめます。
- 清津川と岩壁がつくる山峡の風景
清津峡温泉郷の周囲には、清津川の流れと険しい岩壁、深い山々が広がっています。宿や道路のすぐ近くまで自然の景観が迫り、川音や木々の気配を感じられるのが特徴。温泉だけを目的にするのではなく、峡谷の風景そのものを楽しみながら滞在したくなる場所です。 - 二軒の宿からなる小さな温泉郷
現在、清津峡温泉郷として案内されている温泉宿は清津館とせとぐちの二軒。大規模な旅館が立ち並ぶ温泉街とは異なり、それぞれが山あいの環境に溶け込むように佇んでいます。宿ごとに立地や源泉の特徴も異なるため、小規模ながら違った楽しみ方ができる温泉郷です。 - 小出温泉街をのんびり散策
清津峡渓谷トンネルへ向かう小出地区には、清津館をはじめ、食事処や土産店、観光案内所などが集まっています。コンパクトな町並みなので、峡谷観光の前後に徒歩で立ち寄りやすいのも魅力。山あいの小さな観光拠点らしい、素朴で落ち着いた雰囲気が残っています。 - 四季で表情を変える峡谷の景観
春から初夏は鮮やかな新緑、秋には山肌を彩る紅葉、冬には深い雪に包まれた景色へと変化します。同じ峡谷でも季節によって色彩や光の印象は大きく異なり、訪れる時期ごとに別の風景と出会えるのが清津峡周辺の魅力。雪国・十日町らしい季節感を身近に感じられます。
清津峡温泉郷では、施設によって異なる源泉が使われています。硫黄泉や塩化物泉、40℃前後から高温泉まで、それぞれの分析値や香り、湯ざわりを比べてみるのも温泉好きには興味深いポイントです。
- pH9.1を記録する薬師の湯
清津館の自家源泉「薬師の湯」は、単純硫黄温泉に分類されています。分析書ではpH9.1、源泉温度48.0℃、湧出量毎分44.2Lを記録。ほぼ無色透明で、弱い硫化水素臭を伴うとされています。数値だけでなく、湯口や香りにも注目しながら入りたくなる源泉です。 - 性格の異なる小出温泉2号泉
清津館では「小出温泉2号泉」も利用されており、こちらは含硫黄-ナトリウム-塩化物泉。pH9.1、源泉温度39.8℃、成分総計1,082mg/kgと、薬師の湯とは泉質も温度も異なります。同じ施設で性格の異なる二つの源泉が使われている点は、温泉好きには見逃せません。 - 約31℃の瀬戸口の湯
国道沿いにあるせとぐちの「瀬戸口の湯」は、ナトリウム-塩化物泉に分類される約31℃の源泉です。入浴時には加温・循環を行っていますが、加水はせず源泉を利用していると案内されています。清津館とはまた異なる泉質を持ち、温泉郷内の源泉の幅広さを感じさせます。 - 峡谷観光で立ち寄れる足湯
清津峡エントランス施設には温泉を利用した足湯が設けられています。渓谷トンネルの見学前後に立ち寄りやすく、温泉宿へ宿泊しない旅でも清津峡の湯に触れられるスポットです。アートや峡谷散策と温泉が自然につながっているのも、この地域らしい楽しみ方の一つです。
清津峡が位置する十日町・妻有地域は、へぎそばをはじめ独自の食文化が残る土地。山菜や川魚、米、地域で親しまれる肉料理など、雪国の暮らしと結び付いた味を旅の途中で楽しめます。
- 布海苔を使う名物へぎそば
十日町を代表する郷土料理が「へぎそば」です。海藻の布海苔をつなぎに用い、そばを一口ほどの大きさに整えて「へぎ」と呼ばれる木箱へ盛り付けるのが特徴。滑らかな喉越しとしっかりした食感に加え、織物文化とも関わりを持つ、雪国ならではの食文化です。 - 山の素材を生かした渓流そば
小出温泉街の食事処では、布海苔に加えてオヤマボクチを使った「渓流そば」も味わえます。山菜の小鉢などと合わせれば、清津峡周辺の山里らしさを食卓からも感じられます。峡谷散策の前後に立ち寄り、地域ならではの一品を楽しむのもおすすめです。 - 妻有地域で親しまれる豚料理
十日町・津南地域では「妻有ポーク」と呼ばれる銘柄豚も親しまれています。とんかつや汁物、しゃぶしゃぶなど提供方法はさまざまで、宿や周辺の飲食店で土地の食文化に触れられる存在です。へぎそばだけではない、妻有地域の食の幅を感じさせてくれます。 - 川魚や山菜を囲炉裏で味わう
せとぐちでは、イワナやアユなどの川魚をはじめ、山菜やきのこを使った料理が提供されています。囲炉裏を囲む食事や、熊・鹿・猪などを扱うジビエ料理のプランもあり、山深い土地ならではの食文化を体験できます。季節によって登場する食材が変わるのも楽しみの一つです。
清津峡最大の見どころは、柱状節理が連なる雄大な峡谷と、その景観を生かした現代アート。自然が長い時間をかけて生み出した造形と、人の手による表現が重なり合う独特の空間を歩いて楽しめます。
- 柱状節理が連なる大峡谷
清津峡では、清津川の両岸に切り立つ巨大な岩壁を間近に眺められます。マグマが冷え固まる過程で生じた柱状節理が連なり、川による浸食によって深いV字峡谷が形成されました。黒部峡谷、大杉谷と並ぶ日本三大峡谷の一つとされ、国の名勝・天然記念物にも指定されています。 - 水鏡がつくるパノラマステーション
清津峡渓谷トンネルの終点にある「パノラマステーション」は、峡谷と空を水盤へ映し込む印象的な空間です。外の自然景観と水面の反射が一体となり、見る位置や天候によって異なる表情を見せます。清津峡を象徴する現代アートとして、多くの人が訪れるスポットです。 - トンネルを歩いて三つの見晴所へ
全長約750mの清津峡渓谷トンネルには、途中に三つの見晴所が設けられています。トンネルを進むごとに異なる角度から峡谷を眺めることができ、眼下を流れる清津川や迫力ある岩壁を観察できます。最後にパノラマステーションへ到達する構成も、歩く楽しさを高めています。 - 周辺にも残る自然の造形美
清津峡周辺には、七つの滝つぼが連なる「田代の七ツ釜」や、独特の姿をした「角間のねじり杉」など自然スポットが点在しています。清津川沿いを散策できる場所もあり、峡谷トンネルだけで旅を終えず、周辺へ少し足を延ばしてみると妻有の自然をさらに深く楽しめます。
清津峡は山深い豪雪地域にあるため、季節によってアクセスや施設の営業状況が変わります。特に紅葉期の混雑や冬の積雪を考慮し、交通手段や予約の有無を事前に確認しておくと旅程を組みやすくなります。
- 車とバスで向かう清津峡
車では関越自動車道・塩沢石打ICから国道353号方面へ向かうルートが一般的です。公共交通では越後湯沢駅から路線バスを利用し、清津峡入口バス停へアクセスできます。バス停から渓谷トンネルまでは約2kmあるため、徒歩移動の時間も含めて余裕を持った計画がおすすめです。 - 繁忙期は予約情報を事前確認
清津峡渓谷トンネルでは、ゴールデンウィークや紅葉シーズンなど混雑が予想される時期に、日時指定の事前予約制が実施される場合があります。対象期間は年によって異なるため、訪問日が決まったら公式情報を確認しておくのが安心。混雑期ほど事前準備が重要になります。 - 冬は雪国ならではの道路環境
十日町周辺は国内有数の豪雪地域で、冬は積雪や路面凍結が日常的に発生します。車で訪れる場合は冬用タイヤなど雪道に対応した装備を整え、降雪状況や道路情報を確認してから向かうことが大切です。冬期休止となる施設もあるため、営業状況も合わせて確認しておきましょう。 - 宿ごとに異なる温泉利用スタイル
清津峡温泉郷の二軒は、温泉の利用方法も異なります。清津館は宿泊を中心とした利用となり、せとぐちでは日帰り入浴も案内されています。受付時間や休業日は変更されることがあるため、日帰り利用を目的とする場合は訪問前に各施設の最新案内を確認しておくと安心です。



峡谷を歩き、湯に浸かり、雪国の味を頬張る。
次の休みは、自然とアートが響き合う清津峡温泉で、山峡をゆっくり味わう旅に出かけませんか?
この記事は、主に以下の公式サイト・公的資料などを参考にしています。営業時間や料金、交通・観光情報などは変更される場合がありますので、お出かけ前に最新情報をご確認ください。
清津峡温泉 – アクセスと基本情報
| 温泉地名 | 清津峡温泉 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県十日町市 |
| 入浴施設 | 清津峡湯元温泉 清津館 いろりとほたるの宿 せとぐち |
| 主な泉質 | 単純硫黄温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)/含硫黄-ナトリウム-塩化物泉など pH:9.1(清津館・薬師の湯/小出温泉2号泉) |
| お湯の特徴 | 清津館の薬師の湯は、源泉温度48.0℃の単純硫黄温泉。 ほぼ無色透明で、pH9.1のアルカリ性を示します。 別源泉の小出温泉2号泉や、せとぐちの塩化物系源泉もあり、施設や源泉による泉質・温度の違いに注目できます。 |
| 香り | 清津館の薬師の湯では、温泉分析書に弱い硫化水素臭が記録されており、硫黄泉らしい香りも観察ポイントの一つ。 清津峡温泉郷では複数の源泉が利用されているため、香りの感じ方や強さも浴槽や利用状況によって異なります。 |
| 雰囲気 | 日本三大峡谷・清津峡のふもとに広がる、山あいの小さな温泉郷。 清津川と深い山々に囲まれ、小出地区には清津館や食事処などが集まります。 大規模な温泉街とは異なる素朴な風情と、峡谷を身近に感じられる環境が魅力です。 |
| 楽しみ方 | 温泉と清津峡観光を一緒に楽しむのがおすすめ。 清津峡渓谷トンネルを歩き、柱状節理の岩壁や水鏡を使った現代アートを眺めた後は、温泉で源泉の個性をじっくり観察。 食事には十日町名物のへぎそばや妻有ポークなどを組み合わせれば、温泉・絶景・アート・雪国の食文化まで一度に味わえます。 |
| ※源泉や施設によって記載と異なる場合があります。コンディションによって印象は変わる場合があります。 ※掲載している情報は執筆時点のものです。最新の情報は公式サイト等で確認をお願いいたします。 | |
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清津峡温泉 季節ごとの魅力まとめ
豪雪の山々と清津川、切り立つ柱状節理に囲まれた清津峡温泉。
残雪から芽吹く新緑、深緑に包まれる夏、山々を染める紅葉、そして白銀の冬へ。
季節が巡るたび、峡谷の色彩や郷土の味、旅の楽しみ方も変わっていきます。
温泉とともに、雪国・十日町ならではの四季を味わえる場所です。
春の清津峡は、白い残雪から若葉の季節へと景色が大きく変化します。例年5月上旬には新緑が見頃となり、山菜など雪国ならではの春の味覚も登場します。
- 残雪と新緑が交差する峡谷
3月から4月上旬頃までは雪景色が残り、白い斜面と柱状節理がつくる冬の余韻を楽しめます。雪解けが進むと山肌に若葉が広がり、例年5月上旬には清津峡が鮮やかな新緑に包まれます。数週間の違いで景色が大きく変わる、雪国らしい春の移ろいが見どころです。 - 雪解けの季節を流れる清津川
春になると山々に積もった雪が解け、清津川にも雪国の季節の変化が現れます。トンネルの見晴所からは、柱状節理の岩壁と谷底を流れる川を一緒に観察でき、残雪や芽吹き始めた木々を含めた春ならではの峡谷景観を眺められます。 - 新緑を映すアート空間
全長約750mの清津峡渓谷トンネルを進んだ先には、峡谷を大胆に切り取るパノラマステーションがあります。春は外に広がる若葉と峡谷、空の色がアート空間へ入り込み、冬とはまったく異なる明るい表情に。自然の季節変化そのものが作品の景観を変えていきます。 - 雪国の春を告げる山菜
十日町では雪解けとともに山菜の季節を迎え、春ならではの食材が直売所や地域の食卓に登場します。へぎそばや魚沼産コシヒカリとともに味わえば、峡谷の新緑だけでなく、雪国に春が訪れたことを食からも感じられます。
夏は山々の緑が深まり、清津川の水色とのコントラストが鮮明になる季節。トンネル内は夏でも比較的涼しく、川辺の散策やホタル、現代アート巡りも楽しめます。
- 深緑に包まれる夏の大峡谷
夏を迎えると峡谷の木々は濃い緑へと変わり、柱状節理の岩肌と清津川の流れを鮮やかに縁取ります。春の柔らかな若葉とは異なる、生命力のある山峡の景観が広がる季節。見晴所からは、深緑に囲まれた岩壁と川を一つの大きな風景として眺められます。 - 夏でも涼しい渓谷トンネル
清津峡渓谷トンネル内は、夏場の平均気温が約20~24℃と案内されています。外から薄暗いトンネルへ入ると空気の印象も変わり、歩きながら現代アートと峡谷を鑑賞できます。見晴所へ到達するたび、鮮やかな夏の山々が額縁のように現れるのも魅力です。 - 清津川の水辺で過ごす夏
清津川フレッシュパークには芝生広場や巨石親水ゾーン、川っぺりの足湯などが整備されています。川遊びやキャンプ、散策を楽しめる水辺の公園で、降雪期を除く夜にはライトアップも実施。温泉や峡谷観光とはひと味違う、夏らしい時間を過ごせます。 - 山里の夜を彩るホタル
せとぐち周辺の西田尻では、例年6月下旬頃からゲンジボタルやヘイケボタルが飛ぶ姿が見られます。田んぼや昔ながらの水路が残る山里を淡い光が行き交い、昼間の峡谷とは異なる静かな風景へ。自然条件によって発生状況が変わるため、現地情報を確認して訪れるのがおすすめです。
秋は清津峡を代表する紅葉シーズン。例年10月下旬から11月上旬頃に見頃を迎え、新米や新そばも登場します。峡谷の色彩と十日町の食文化が一度に楽しめる季節です。
- 柱状節理を彩る錦秋の峡谷
清津峡では例年10月中旬頃から色づきが進み、10月下旬から11月上旬頃に紅葉の見頃を迎えます。黒々とした柱状節理を赤や黄の木々が縁取り、清津川を挟んだV字峡谷全体が秋色へ変化。新緑の季節とはまったく異なる、華やかな山峡の景観が広がります。 - 紅葉と現代アートの共演
パノラマステーションでは、トンネルの先に紅葉した峡谷が大きく広がります。水盤や曲線的な空間を取り入れた作品と、季節によって色を変える自然景観が重なるのが清津峡ならでは。紅葉期は混雑しやすく、繁忙期には日時指定の事前予約制が実施される場合があります。 - 新米と新そばを味わう秋
十日町では例年9月中旬から稲刈りが始まり、秋には魚沼産コシヒカリの新米が登場します。さらに10月末頃からは新そばの季節へ。名物のへぎそばと新米という、雪国を代表する二つの味覚が重なる時期で、温泉旅行に「実りの秋」という楽しみを加えられます。 - 山里の秋を味わう郷土料理
せとぐちでは、きのこ鍋や山菜、鮎など季節の食材を使った郷土料理が案内されています。天然の食肉を使ったジビエ料理もあり、囲炉裏を囲みながら山里の食文化に触れられるのも特徴。紅葉だけでなく、夕食の膳からも秋の深まりを感じられます。
冬の清津峡は、岩壁と山々が雪に包まれる白銀の季節。十日町市では本格的な降雪期に2~3mの積雪となることもあり、温泉と雪景色を中心にした雪国らしい旅を楽しめます。
- 白と黒が描く冬の峡谷美
清津峡では例年12月下旬から4月上旬頃まで雪景色が見られます。雪をまとった山肌と黒い柱状節理、谷底を流れる清津川が組み合わさり、緑や紅葉の季節とは大きく異なる静かな色彩へ。豪雪地域ならではの景観そのものが、冬に訪れる大きな理由になります。 - 雪の峡谷を切り取るアート空間
冬も清津峡渓谷トンネルは営業しており、パノラマステーションや見晴所から白く染まった峡谷を眺められます。色彩の少ない冬景色だからこそ、岩壁やトンネルの造形が際立つのも特徴です。積雪状況によって休坑や営業時間変更があるため、当日の確認が欠かせません。 - 雪景色と温泉を楽しむ滞在
深い雪に囲まれる冬は、温泉郷らしい滞在をじっくり楽しみたい季節です。外では白銀の山峡を眺め、宿ではそれぞれの源泉や郷土料理と向き合う。観光地を次々と巡る旅とは異なり、雪国の静かな時間そのものを味わう過ごし方が清津峡温泉によく似合います。 - 冬の交通と営業情報を事前確認
十日町市では本格的な降雪期に2~3mの積雪となることもあるため、車の場合は冬用タイヤなど雪道に対応した装備が必要です。清津峡渓谷トンネルも冬は営業時間が短縮され、積雪状況によって臨時休坑する場合があります。越後湯沢方面からツアーバス等が設定される年もあるため、最新の運行情報を確認して計画しましょう。
この記事は、主に以下の公式サイト・公的資料などを参考にしています。営業時間や料金、交通・観光情報などは変更される場合がありますので、お出かけ前に最新情報をご確認ください。









