くじゅう連山のふもと、のどかな田園風景が広がる山里に佇む七里田温泉。
約36℃の透明な炭酸泉と、褐色の湯が印象的な木乃葉の湯という、性格の異なる二つの温泉を楽しめます。
細かな泡と向き合ったあとは、久住高原の草原や郷土料理へ。
温泉・食・自然をゆっくり巡りたくなる、小さくも個性豊かな温泉地です。
- 七里田温泉の炭酸泉と泉質
約36℃の下ん湯を中心に、泡や泉温などお湯の特徴を紹介 - 下ん湯と木乃葉の湯の違い
温度や湯の表情が異なる二つの温泉と日帰り入浴を解説 - 七里田温泉のグルメ情報
だんご汁や酒まんじゅうなど、久住で楽しみたい味を紹介 - 久住高原の観光スポット
花畑や草原、星空など温泉と一緒に巡りたい周辺観光を紹介 - 七里田温泉の季節別の魅力
新緑や夏のぬる湯、秋の紅葉、冬の山里など四季を紹介

七里田温泉ってどんなところ? | 4コマ漫画で体験してみる
ゆめにゃん猫は入れないからフィクションにゃ…


温泉マニアあるある! – 七里田温泉の魅力編



マニアの人はこうなっちゃう…かも!?
- 泡が付くまで無言になる
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下ん湯に入った瞬間、普通の人は「ぬるいね」「気持ちいいね」と会話を始めます。しかしマニアだけは無言で自分の腕を凝視。細かな泡が増えてくると、「……来た」「ほら、育ってる」と小声で実況を始めます。友達が「何が?」と聞くころには、本人の意識は完全に泡へ。七里田では会話より観察が優先されます。
- 泡を一度払って復活を確認する
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せっかく付いた泡なのに、マニアは突然腕をひとなでして全部払います。友達が「もったいなくない?」と聞くと、「違う。ここからが本番」と真顔。そして再び細かな泡が付いてくる様子をじっと観察し、「ほら!また来た!」と大喜び。泡を楽しんでいるのか、再現実験をしているのか分からなくなってきます。
- 湯口を見つけると目つきが変わる
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浴槽いっぱいの泡を堪能していたはずなのに、湯口を見つけると急に視線が鋭くなります。「どこから来てる?」「ここが一番フレッシュか?」と、そっと接近。友達が「普通に入ればいいじゃん」と言っても、「湯口は情報量が違うんだよ」とドヤ顔。温泉に来たはずが、いつの間にか現場調査になっています。
- 36℃という数字だけでニヤつく
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分析書で「泉温36.1℃」を見つけた瞬間、「なるほどねぇ……」と意味深にニヤつくマニア。友達が「何がなるほどなの?」と聞けば、「この温度で、この泡でしょ?」と、なぜか全部説明したつもりになります。普通なら「ぬるめ」で終わる数字が、マニアにとっては湯船へ入る前からテンションを上げる重要情報です。
- オーバーフローを見て安心する
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浴槽から湯が静かにあふれているのを見つけると、マニアはさりげなく視線を床へ。「うんうん、流れてるねぇ」と満足そうに頷きます。友達が「何を確認してるの?」と尋ねても、「いや、ちょっとね」と濁すだけ。湯船より先に湯口を見て、次に床を見る。温泉マニアには独自の巡回ルートが存在します。
- 木乃葉の湯で別人格になる
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下ん湯では泡ばかり追いかけていたのに、木乃葉の湯へ移動すると今度は色づいた浴槽や湯口を凝視。「こっちは金気だな……」「同じ七里田でこんなに違うのか」と急に分析モードへ入ります。友達が「さっきまで泡しか見てなかったじゃん」と言っても聞こえません。七里田では一人で二種類のマニアを楽しめます。
- 金気臭で鼻が忙しくなる
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木乃葉の湯で金気を感じる香りに気づくと、「おっ、こっちも面白いぞ」と鼻まで忙しくなるマニア。泡を追いかけて七里田へ来たはずなのに、今度は鉄の気配まで探し始めます。友達から「今日は炭酸じゃなかったの?」と聞かれ、「温泉は複合競技だから」と謎の回答です。
- 泡から突然お殿さまの話へ飛ぶ
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七里田温泉と岡藩主・中川久清の歴史を知ると、マニアの興味は泡から江戸時代へ突然ワープ。「1663年に御茶屋がね……」と説明を始めます。友達が「さっき炭酸ガスの話してなかった?」と困惑しても、「温泉は歴史まで調べると面白いんだよ」と止まりません。湯船ひとつから話が数百年前まで飛んでいきます。
- 長湯と比較したくて仕方がない
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七里田の泡を眺めているうちに、「同じ竹田なら長湯も行きたいな……」と言い出すマニア。友達が「今日は七里田に来たんでしょ?」と確認しても、「だからこそ比較したいんじゃん!」と即答します。泡の付き方、泉温、湯色、湯口――比べたい項目は増える一方。炭酸泉を一湯で終われないのがマニアの悲しい習性です。
- 泡から大地のロマンまで話を広げる
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下ん湯で泡付きを堪能し、「炭酸泉ってやっぱりいいよね……これが大地から湧いてくるんだもんな……」と感動するマニア。友達が「そうだね」と返すと、「すごいな……大地のロマンを感じるでしょ?」となぜか疑問形で同意を求めます。友達に残された答えは、もはや「……そうだね」だけ。そんな姿に、まわりからは”泡ジャンキー”とあだ名されてしまうのです。



管理人いじりですね…
そう呼ばれるのも悪くない!
七里田温泉の魅力まとめ
澄んだ空気と緑豊かな山並みに包まれた七里田温泉は、鎌倉時代まで歴史を遡れる山里の温泉地です。
下ん湯では透明な湯に次々と現れる炭酸の泡を眺め、木乃葉の湯ではくじゅう連山を望む露天風呂へ。
少し足を延ばせば、草原、花畑、高原グルメ、満天の星空も待っています。
湯の個性を比べながら、久住らしい風景を丸ごと楽しめる場所です。
七里田温泉の面白さは、歩いて行き来できる場所に性格の異なる二つの温泉があること。約36℃の炭酸泉と、54.2℃で湧く源泉を利用する木乃葉の湯を比べながら楽しめます。
- 約36℃の炭酸泉「下ん湯」
下ん湯の源泉温度は36.1℃。無色澄明で炭酸味があり、香りは「ほぼ無臭」と案内されています。加温などをせず利用されるぬるめの炭酸泉で、透明な湯に現れる細かな気泡が七里田を代表する光景です。 - 褐色の湯を楽しむ木乃葉の湯
木乃葉の湯は源泉温度54.2℃。竹田市観光協会では「褐色の湯」と紹介されていますが、源泉自体の性状は無色澄明で、金気臭と収れん味があるとされています。下ん湯とは温度も見た目も印象が大きく異なります。 - 二つの温泉を一度に楽しめる
木乃葉の湯と下ん湯にはそれぞれ日帰り入浴ができ、両方を利用できるセット券も用意されています。透明な炭酸泉と褐色の湯という違いを実際に見比べながら、七里田ならではの湯めぐりを楽しめます。 - 山並みを望む露天風呂
木乃葉の湯には男女それぞれ内湯と露天風呂があり、くじゅう連山を眺めながら過ごせます。山の緑や空の色など、季節や時間帯によって移り変わる風景も、山里の温泉地ならではの楽しみです。
七里田温泉を象徴する存在が、通称「ラムネの湯」とも呼ばれる下ん湯。透明な湯に浸かると細かな炭酸ガスの気泡が次々と付着し、見た目にも個性的な湯浴みを楽しめます。
- 透明な湯に現れる炭酸の泡
下ん湯では、湯に浸かると比較的短い時間で細かな気泡が体表に付着する様子が見られます。手で払っても再び泡が現れ、湯面や湯口でも小さな気泡を観察できるのが、この温泉ならではの面白さです。 - 約36℃を保つぬるめの源泉
源泉温度は36.1℃と、一般的な温浴施設と比べてもかなりぬるめ。公式では加熱や希釈などを行わない源泉かけ流しとして案内されており、自然に湧き出る炭酸泉の温度をそのまま体験できます。 - 湯に向き合う小さな湯小屋
下ん湯は長く共同浴場として親しまれてきた、小規模な内湯中心の温泉です。2023年の建て替えでは浴槽を地面と同じ高さまで上げ、換気設備やバリアフリー面も見直されました。派手な設備よりも、源泉そのものの個性が主役です。 - 春から秋に訪ねたいぬる湯
源泉温度が低いため、竹田市観光協会では4月末から10月頃をおすすめの時期として案内しています。外気温によって湯温の感じ方も変わるので、ぬる湯をじっくり楽しみたいなら季節も意識して訪れたいところです。
七里田温泉の周辺には、だんご汁や素朴なまんじゅう、高原で育まれた肉料理や乳製品など、久住らしい味が揃います。湯めぐりと一緒に、山里の食文化を巡るのも旅の楽しみです。
- 素朴なまんじゅうを旅のお供に
七里田温泉近くでは、炭酸まんじゅうや酒まんじゅう、高菜まんじゅうなどが昔から知られてきました。久住の町には酒粕を使ったまんじゅうを提供する店もあり、蒸したての素朴な味は高原散策のお供にも似合います。 - 大分の郷土料理「だんご汁」
小麦粉から作るだんごを野菜などと煮込む「だんご汁」は、大分を代表する郷土料理のひとつ。久住では地元産の野菜や山菜を使ったおばんざい、とり天などと一緒に味わえる店もあります。 - 豊後牛と豊のしゃもを味わう
久住地域は古くから畜産と関わりの深い土地です。周辺では豊後牛を使った焼肉やハンバーグのほか、自家牧場で育てた「豊のしゃも」の料理など、高原らしい肉料理にも出会えます。 - ガンジー牛乳の高原スイーツ
久住高原のガンジー牧場では、ガンジー牛乳を使ったソフトクリームやアイスクリーム、ヨーグルトなどを販売。広い高原の景色を眺めながら味わう乳製品は、ドライブ途中の定番のお楽しみです。
七里田温泉の周囲には、くじゅう連山と久住高原の広大な草原が広がります。温泉だけで帰るには惜しいほど、花畑や葡萄畑、星空など、季節ごとに違った高原風景に出会えます。
- 花畑が広がるくじゅう花公園
標高約850mに位置するくじゅう花公園では、年間約500種類、500万本の花が咲くと案内されています。春から秋にかけて表情を変える花畑と、くじゅう連山を背景にした開放的な景色を一緒に楽しめます。 - 草原を抜ける高原ドライブ
久住高原は、くじゅう連山の南麓に広がる雄大な草原地帯。採草や放牧、野焼きといった人々の営みによって受け継がれてきた景観で、山並みと草原が連続する風景そのものがドライブの見どころになります。 - 葡萄畑と天然炭酸水を訪ねる
標高850mの久住高原には、自社葡萄畑を持つ久住ワイナリーがあります。さらに旅程を広げれば、由布市庄内町の白水鉱泉では天然炭酸水も湧出。温泉だけでなく「炭酸」を別の形でも追いかけられる地域です。 - 星空と初夏のホタルを眺める
久住高原は空気が澄み、光害が少ない星空観察地としても知られています。七里田温泉の近くでは、例年6月半ば頃にホタルを観察できる場所も案内されており、日が暮れてからも山里ならではの景色が続きます。
七里田温泉の魅力は、炭酸の泡だけではありません。鎌倉時代にはすでに存在したとされ、江戸時代には岡藩主も利用した記録が残ります。今も共同浴場の名前に、その長い歴史の名残が息づいています。
- 鎌倉時代まで遡る温泉史
環境省の竹田温泉群国民保養温泉地計画では、七里田温泉は鎌倉時代にはすでに存在していたとされています。明治時代には神の湯、御殿湯、上の湯、下の湯、新湯など複数の共同浴場があったと記されています。 - 岡藩主と七里田温泉の記録
寛文3年(1663年)、岡藩3代藩主・中川久清が七里田に御茶屋を建て、湯守を置いて湯治などに利用した記録が残っています。現在の下ん湯は、かつて数多く存在した共同浴場の名前を今に伝える存在です。 - 2023年に生まれ変わった下ん湯
100年近い歴史を持っていた旧湯小屋は建て替えられ、2023年7月1日にリニューアルオープンしました。昔ながらの小さな共同浴場らしさを残しながら、換気や利用しやすさにも配慮した新しい建物になっています。 - 木乃葉の湯を起点に湯めぐり
下ん湯を利用するときは、まず木乃葉の湯で入浴券を購入し、受付で鍵を借ります。鍵の貸出時には1000円の預かり金が必要で、返却時に戻る仕組みです。現在の営業時間や利用ルールは変更される可能性があるため、訪問時に受付で確認しておくと安心です。



細かな泡を眺め、山里の湯をめぐり、高原の風を吸い込む。
次の休みは、七里田温泉で「くじゅうの自然と二つの湯の個性」をゆっくり確かめる旅に出かけませんか?
この記事は、主に以下の公式サイト・公的資料などを参考にしています。営業時間や料金、交通・観光情報などは変更される場合がありますので、お出かけ前に最新情報をご確認ください。
七里田温泉 – アクセスと基本情報
| 温泉地名 | 七里田温泉 |
|---|---|
| 所在地 | 大分県竹田市久住町 |
| 入浴施設 | 七里田温泉館 木乃葉の湯 七里田温泉 下ん湯 |
| 主な泉質 | 含二酸化炭素-マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉(下ん湯・2023年分析書による) ※木乃葉の湯は別源泉で、公式ではマグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉と案内されています。 pH:6.3(下ん湯・2023年分析書の転記値) |
| お湯の特徴 | 七里田温泉では、約36℃の無色澄明な炭酸泉「下ん湯」と、源泉温度54.2℃の「木乃葉の湯」という個性の異なる湯を楽しめます。 下ん湯では湯に浸かると細かな炭酸ガスの気泡が付着し、透明な湯との対比も印象的です。 |
| 香り | 下ん湯は公式に「ほぼ無臭」と案内され、炭酸味のある透明な湯が特徴です。 一方、木乃葉の湯の源泉は金気臭と収れん味が記録されています。 同じ七里田温泉でも香りや味、湯の見た目が異なり、二つの源泉の違いを比べる楽しさがあります。 |
| 雰囲気 | くじゅう連山のふもと、田園や山々に囲まれた静かな山里の温泉地です。 大規模な温泉街というより、木乃葉の湯と下ん湯を中心に、自然の中でゆっくり湯を楽しむ素朴な雰囲気。 露天風呂から山並みを望めるのも七里田らしい魅力です。 |
| 楽しみ方 | まずは約36℃の下ん湯で、透明な湯に現れる炭酸の泡をじっくり観察。 その後は木乃葉の湯へ移り、内湯や露天風呂からくじゅう連山を眺めるのがおすすめです。 湯めぐり後は、だんご汁など大分の郷土料理や高原グルメを味わい、久住高原やくじゅう花公園へ。 温泉・食・高原散策を一日で組み合わせやすい温泉地です。 |
| ※源泉や施設によって記載と異なる場合があります。コンディションによって印象は変わる場合があります。 ※掲載している情報は執筆時点のものです。最新の情報は公式サイト等で確認をお願いいたします。 | |
- 七里田温泉を象徴する炭酸泉
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七里田温泉といえば、まず注目したいのが炭酸泉。下ん湯では源泉温度36.1℃の無色澄明な湯が使われ、湯の中では炭酸ガスによる気泡を見ることができます。温度の低さも含め、七里田を語るうえで外せない特徴です。
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「ラムネの湯」とも呼ばれる下ん湯は、七里田温泉を代表する共同浴場です。約36℃というぬるめの源泉と、透明な湯の中に現れる気泡が大きな個性。木乃葉の湯で受付を済ませてから向かう、少し特別な湯めぐりも楽しめます。
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七里田温泉には下ん湯だけでなく、源泉温度54.2℃の木乃葉の湯もあります。こちらは褐色の湯が特徴で、内湯と露天風呂を備えています。温度も色合いも異なる二つの湯を比べられることが、七里田ならではの面白さです。
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七里田温泉があるのは、くじゅう連山を間近に望む久住高原エリア。温泉を目的に訪れるだけでなく、高原の草原や山並みを眺めるドライブと組み合わせやすく、四季によって変わる山の風景も七里田温泉の旅を彩ります。
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七里田温泉は炭酸泉だけでなく、長い歴史にも注目したい温泉地です。下ん湯は約460年前から地域で親しまれてきたと案内され、岡藩の殿様も入浴したと伝えられています。現在も山里の共同湯として、その歴史を感じられる場所です。
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七里田温泉 季節ごとの魅力まとめ
くじゅう連山のふもとに佇む七里田温泉は、季節ごとに周囲の色彩が大きく変わります。
野焼き後の草原から芽吹く春、花と緑が輝く夏、ススキや紅葉が彩る秋、静けさを増す冬。
約36℃の炭酸泉「下ん湯」と木乃葉の湯をめぐりながら、久住高原ならではの四季の風景も一緒に楽しめます。
標高の高い久住高原には、平地より少し遅れて春が訪れます。野焼きを終えた草原が再び緑へ変わり、花畑も次々と色づく季節。4月末頃からは、ぬるい下ん湯も楽しみやすい時期を迎えます。
- 野焼きの大地から始まる新緑
久住高原では3~4月頃に野焼きが行われる場所があり、黒くなった草原から新しい草が芽吹いていきます。野焼きや放牧、採草によって維持されてきた広大な草原が、日を追うごとに緑を取り戻していく様子は、この地域ならではの春景色です。 - 高原を彩る春の花々
冬季休園を終えたくじゅう花公園では、春になるとチューリップやネモフィラ、リビングストンデージーなどが順に見頃を迎えます。標高約850mのため春の進み方は比較的ゆっくりで、くじゅう連山と色鮮やかな花畑を一緒に眺められます。 - 山を彩るミヤマキリシマ
くじゅう連山では5月末から6月頃にかけて、ミヤマキリシマが山肌をピンク色に彩ります。開花時期は標高や天候によって変わりますが、この時期は登山やトレッキングと七里田温泉を組み合わせる旅にも向いています。 - 春から楽しみやすい約36℃の湯
下ん湯の源泉温度は36.1℃と低めで、施設公式では4月末頃から10月頃までを比較的利用しやすい時期として案内しています。暖かさを増していく春は、透明な湯の中に現れる細かな炭酸の気泡をじっくり眺めるのにも似合う季節です。
緑が最も鮮やかになる夏の久住高原。標高の高い場所には涼しい風が通り、ラベンダーやヒマワリなど夏の花も登場します。約36℃の下ん湯と、ホタルや星空を組み合わせれば、昼から夜まで高原らしい景色を楽しめます。
- 夏に個性が際立つ下ん湯
下ん湯は源泉温度36.1℃のぬるい炭酸泉。気温が高い時期は、一般的な温泉とは異なる低い湯温そのものを楽しみやすくなります。無色澄明な湯の中に細かな炭酸の泡が現れる光景を眺めながら、七里田ならではの湯の個性を味わえます。 - 緑の草原を渡る高原の風
久住高原は標高の高い草原地帯で、夏も爽やかな風が感じられる場所として紹介されています。放牧や採草によって受け継がれてきた緑の草原と、その向こうに連なる山々を眺めながら走るドライブも、夏の大きな楽しみです。 - ラベンダーからヒマワリへ
くじゅう花公園では、初夏のラベンダーやアジサイに続き、夏が深まるとヒマワリなどが見頃を迎えます。開花時期は年ごとの天候によって前後しますが、春とは異なる鮮やかな色彩と青空が、高原の夏景色を作ります。 - ホタルから星空へ続く夜
七里田温泉の近くでは、例年6月半ば頃にホタルを観察できる場所が案内されています。日が暮れたあとは、街明かりの少ない久住高原の星空も見どころ。天候に恵まれれば、昼の草原とはまったく違う静かな夜景に出会えます。
草原が次第に秋色へ変わり、くじゅう連山では紅葉の季節を迎えます。花公園では秋の花やコキア、アサギマダラも見どころ。下ん湯を楽しみやすい秋口から、木乃葉の湯が似合う晩秋まで、季節の移ろいを感じられます。
- ススキが揺れる秋の草原
久住高原の草原ではススキが主要な植物のひとつで、秋になると草原全体が夏の濃い緑とは異なる色合いへ変わります。風に揺れる草原と高い空、遠くに連なるくじゅうの山々を眺めながら走る時間も、秋らしい楽しみです。 - 山々を染める紅葉の季節
くじゅう連山では10~11月頃に紅葉を楽しめる場所があり、扇ヶ鼻や肥前ヶ城周辺などでも山肌が秋色へ変わります。標高によって色づく時期が異なるため、その年の紅葉情報を確認しながら山歩きを組み合わせるのがおすすめです。 - 秋の花と旅する蝶
くじゅう花公園では秋になるとマリーゴールドやサルビア、ケイトウ、色づいたコキアなどが園内を彩ります。フジバカマを求めてアサギマダラが飛来する時期もあり、花畑の中に秋ならではの小さな季節の変化を見つけられます。 - 二つの湯の温度差を楽しむ秋
10月頃までは約36℃の下ん湯を楽しみやすい時期として案内されています。一方、秋が深まれば木乃葉の湯の温かな浴槽も印象的に。同じ温泉地にある温度も表情も異なる二つの湯を、季節の変化とともに比べられます。
冬の七里田温泉は、花や新緑の季節とは違い、山里の静けさが際立ちます。降雪時には山々が白く染まることも。ぬるい下ん湯よりも、木乃葉の湯の内湯や露天風呂を中心に、冬らしい温泉時間を楽しみたい季節です。
- 降雪時に変わる山里の表情
久住周辺では冬に雪が降ることがあり、条件が整えば山並みや集落が白く染まります。春から秋の鮮やかな草原とは対照的な、静かな山里の景観が冬の魅力。積雪や凍結の可能性があるため、訪問前には道路状況を確認しておくと安心です。 - 冬は木乃葉の湯を中心に
木乃葉の湯は源泉温度54.2℃で、内湯と露天風呂を備えています。寒い季節には湯面から立つ湯気や冬の山並みなど、季節ならではの景色も印象的。下ん湯とは異なる、七里田温泉のもう一つの表情を楽しめます。 - 下ん湯は冬ならではのぬるさ
下ん湯は源泉温度約36℃のため、施設公式でも冬の入浴はかなりぬるく感じる旨が案内され、4月末から10月頃が利用しやすい時期とされています。冬に利用する場合は、気温や当日の案内を確認しながら、この低い泉温も含めて個性として楽しみたいところです。 - 冬の夜空を見上げる高原旅
久住高原は街明かりが少なく、星空観察でも知られる地域です。くじゅう花公園は通常12月から2月末まで冬季休園となるため、冬は営業施設やイベントの開催状況を確認しつつ、温泉と静かな夜空を主役に旅を組み立てるのも一案です。
この記事は、主に以下の公式サイト・公的資料などを参考にしています。営業時間や料金、交通・観光情報などは変更される場合がありますので、お出かけ前に最新情報をご確認ください。









