平安の昔から、四季の景観とともに人々を魅了してきた京都・嵐山。
渡月橋のほど近くで楽しめる現在の嵐山温泉は、2004年に開湯した意外にも新しい温泉です。
竹林を歩き、川の流れを眺め、京料理を味わった一日の先に待つ、地下深くから汲み上げられた湯。
千年を超える景勝地と21世紀生まれの温泉が出会う、嵐山ならではの旅が楽しめます。
- 地下1200mから届く温泉の特徴
泉質やpH、源泉温度など、お湯の基本情報をわかりやすく紹介します。 - 日帰りから宿泊まで楽しむ方法
足湯や日帰り入浴、温泉宿など、旅に合わせた楽しみ方を紹介します。 - 渡月橋や竹林を巡る観光スポット
渡月橋や竹林、名刹など、温泉と一緒に巡りたい見どころを紹介します。 - 湯豆腐や京料理を味わうグルメ
湯豆腐や京料理など、嵯峨野散策と合わせて楽しみたい味覚を紹介します。 - 桜から雪景色まで楽しむ四季の魅力
桜、新緑、紅葉、雪景色など、季節ごとに変わる旅の楽しみ方を紹介します。
嵐山温泉ってどんなところ? | 4コマ漫画で体験してみる
ゆめにゃん猫は入れないからフィクションにゃ…


温泉マニアあるある! – 嵐山温泉の魅力編



マニアの人はこうなっちゃう…かも!?
- 「千年」と「21世紀」のギャップに食いつく
-
渡月橋や天龍寺を眺めながら「いやぁ、さすが歴史の街だね」と感慨に浸っていたのに、嵐山温泉が2004年開湯と知った瞬間、「新しい!!」と急に大興奮。友達が「そこに食いつく?」と聞いても、「千年の景勝地に21世紀の温泉だぞ!」と力説します。歴史が古くても新しくても、結局テンションが上がります。
- 地下1200mを何度でも言いたがる
-
源泉が地下約1200mから汲み上げられていると知れば、もう忘れません。「この下1200mから来てるんだよ」と浴室で語り、食事中にも「ちなみに地下1200mね」。友達に「さっき聞いた」と言われても、「東京スカイツリー約2本分だから!」と謎の換算まで開始。深さを知ると急に地下世界へのロマンが止まりません。
- 35.2℃を見つけて急に計算を始める
-
源泉温度35.2℃の数字を見つけると、「なるほど、湧出口で35.2℃か……」とマニアの目が光ります。友達が「温かければ何度でもいいよ」と言っている横で、「地下1200mでは約44℃だから……」と勝手に考察開始。温泉に入りに来たはずなのに、気づけば数字を眺めてニヤニヤしています。
- 単純温泉でも分析書を最後まで読む
-
「単純温泉か」と一瞬で終わらせる……わけがありません。pH、泉温、湧出量、陽イオン、陰イオン、メタケイ酸まで順番に確認して、「なるほどなるほど」と一人で納得。友達が「単純って書いてあるじゃん」と言えば、「単純温泉ほど分析書を見るんだよ」と謎のドヤ顔。泉質名は単純泉でも、マニアの行動はまったく単純ではありません。
- 湯口を見つけると吸い寄せられる
-
立派な浴槽や景色を眺める前に、なぜか湯口へ一直線。「ここから入ってるのか……」と流れ方を観察し、湯口周辺の色や析出物までチェックします。さらに浴槽の縁まで視線を移し、オーバーフローの様子も確認。友達から見ればただのお湯の出口ですが、マニアにとっては情報が集まる最前列なのです。
- 香りが弱いほど鼻が忙しくなる
-
マニアは湯口付近で静かにクンクン。「……ほぼ無臭かな」「いや、わずかに何か……」と香りを探し始めます。友達に「何も匂わないよ」と言われると、「だから確認してるんだよ」と早口で即答。香りが強くても嗅ぐ、弱くても嗅ぐ。結局いつでも嗅いでいます。
- 渡月橋を見ても温泉のことを考える
-
普通なら渡月橋を前に「きれいだなぁ」と写真を撮るところ、マニアは景色を眺めながら「この近くの地下1200mに源泉があるのか……」と別方向へ思考が進みます。竹林を歩いても、湯豆腐を食べても、頭の片隅には温泉。「京都まで来て温泉のことばっかりだな」と言われれば、「温泉地に来たんだから当然だよね」と即答します。
- トロッコ列車に乗っても温泉資料を開く
-
当然、嵯峨野トロッコ列車乗車するマニア。車窓には渓谷、手元には温泉資料。車内でも研究テーマが変わることはなく温泉トークは続き、まわりからは”おしゃべりトロッコ”とあだ名されてしまうのです。



管理人いじりですね…
そう呼ばれるのも悪くない!
嵐山温泉の魅力まとめ
渡月橋の向こうに山並みが連なり、竹林を抜ける風がさらさらと葉を揺らす嵐山。
古刹や庭園が点在するこの地では、地下約1200メートルから汲み上げられる天然温泉も楽しめます。
湯豆腐や京料理を味わい、保津川の景色を眺め、最後は静かな湯の時間へ。
歴史、自然、食、温泉がひとつの旅の中で重なり合うのが、嵐山温泉の大きな魅力です。
古くから景勝地として親しまれてきた嵐山ですが、現在の嵐山温泉が開湯したのは2004年。歴史深い風景の中に新しい温泉文化が加わった、その意外な組み合わせも魅力です。
- 古都に誕生した新しい温泉
嵐山は平安時代から貴族たちに親しまれ、和歌や文学にもたびたび登場してきた景勝地です。その長い歴史の中で、現在の嵐山温泉が開湯したのは2004年3月。古刹や庭園、渡月橋といった歴史ある風景のそばで、21世紀になって誕生した天然温泉を楽しめるという意外な新旧の対比があります。 - 204日かけて掘った地下1200m
源泉開発では2003年3月から約204日をかけ、地下約1200メートルまで掘削が進められました。現在はその地下深くから汲み上げられた温泉が、嵐山エリアの温浴施設や宿泊施設などで利用されています。何百年もの歴史を持つ観光地でありながら、その地下には比較的新しく発見された温泉資源が眠っていたというのも興味深いところです。 - 名所巡りと温泉旅を一度に
渡月橋を歩き、天龍寺を訪ね、竹林の小径を抜けたあと、そのまま温泉へ。嵐山では京都観光と温泉旅を別々に考える必要がありません。文化財や自然景観を巡る時間と、湯を楽しむ時間が無理なくひと続きになるため、「京都らしい旅」と「温泉地らしい旅」の両方を一日で味わえるのが大きな魅力です。 - 橋を境に変わる嵐山の表情
渡月橋北側には天龍寺や竹林の小径、商店や飲食店が集まり、多くの観光客で賑わいます。一方、橋を渡った南側には阪急嵐山駅や温浴施設、宿泊施設などが点在し、場所によって少し落ち着いた空気も感じられます。同じ嵐山の中でも、歩く場所によって景観や街の雰囲気が変わることも散策の面白さです。
嵐山温泉は、pH約7.8の弱アルカリ性単純温泉。強い色や香りで主張するタイプではありませんが、地下1200メートルという源泉の深さや泉温、湧出量などに注目すると個性が見えてきます。
- 弱アルカリ性の単純温泉
泉質は単純温泉で、分類は「低張性・弱アルカリ性・温泉」。pHは約7.8と案内されています。濃厚な塩分や硫黄成分を前面に感じる泉質とは異なり、成分構成そのものは比較的シンプルです。派手な泉質ではないからこそ、嵐山の静かな景観や旅館の空間にすっと馴染む、控えめな存在感もこの温泉らしさといえます。 - 地下と湧出口で異なる泉温
地下約1200メートル地点では約44.1℃とされる一方、地上の湧出口で測定された源泉温度は約35.2℃。地下から汲み上げられる過程で温度が変化していることが分かります。実際の浴槽では施設ごとに加温などの温度調整が行われるため、35.2℃という数値は浴槽温度ではなく、あくまで源泉データとして見るのがポイントです。 - 毎分約81リットルの源泉
公表されている湧出量は毎分約81リットルで、一日換算では約116トン。大規模な自噴温泉地のような圧倒的な湧出量ではありませんが、この源泉が嵐山の温泉文化を支えています。温泉施設や宿ごとに利用方法や浴槽構成は異なるため、源泉掛け流し・循環・加温などについては、それぞれの施設表示を確認して楽しむのがおすすめです。 - 色と香りも控えめな湯
京都市の資料では源泉の色彩は「微白濁」とされる一方、施設によっては「無色透明」と案内される例もあります。利用状態や見え方による違いも考えられるため、一律に色を断定しないほうがよさそうです。香りについても強い硫黄臭などを特徴とする温泉ではなく、色や香りで強烈に主張しない静かなタイプの湯といえます。
嵐山温泉では、本格的な日帰り入浴から短時間で楽しめる足湯、温泉を備えた旅館やホテルまで選択肢があります。散策中心の日帰り旅から宿泊旅行まで、旅程に合わせやすい温泉地です。
- 日帰りで楽しめる天然温泉
阪急嵐山駅近くには「京都 嵐山温泉 湯浴み処 風風の湯」があり、宿泊しなくても嵐山温泉を楽しめます。内湯で天然温泉を利用するほか、露天風呂やサウナなども備えた日帰り温浴施設です。竹林や渡月橋を歩いたあと、帰路につく前に温泉へ立ち寄るという旅程も組みやすく、日帰り派には心強い存在です。 - 散策途中に楽しめる足湯
本格的な入浴時間を取れない場合は、足湯という選択肢もあります。嵐電嵐山駅には駅構内で楽しめる「駅の足湯」があり、さらに渡月橋周辺にも嵐山温泉を利用した足湯があります。寺社巡りや食べ歩きの途中に短時間だけ温泉に触れられるため、観光を中心にした旅にも組み込みやすい楽しみ方です。 - 料理と温泉を組み合わせる
嵐山には、昼食と温泉入浴を組み合わせた日帰りプランを用意する旅館もあります。たとえば花筏では、京料理や湯豆腐などの食事と温泉を組み合わせた利用が可能。宿泊する時間はなくても、食事と湯の両方をゆっくり楽しめるため、「観光だけでは少し物足りない」という日に嵐山らしい滞在時間を加えられます。 - 宿によって異なる温泉時間
渡月亭、花筏、花伝抄、翠嵐など、嵐山周辺には天然温泉を利用する宿泊施設があります。ただし、宿にあるすべての浴槽が天然温泉とは限らず、たとえば花伝抄では温泉を利用する浴槽と温泉ではない浴槽があります。宿泊先を選ぶ際は、景観や料理だけでなく「どの浴槽で嵐山温泉を楽しめるか」まで確認すると違いが見えてきます。
嵯峨・嵐山には、湯豆腐や湯葉、京料理、和菓子など京都らしい味覚が豊富。温泉だけで完結するのではなく、街歩きの途中でさまざまな食文化に出会えるのも嵐山の楽しさです。
- 嵯峨野を代表する湯豆腐
嵯峨・嵐山を代表する料理のひとつが湯豆腐です。昆布を利かせた湯の中で豆腐を温め、薬味やつゆとともに味わうシンプルな料理だからこそ、店ごとの豆腐や出汁の違いも楽しみのひとつ。庭園や山の景色を眺めながら湯豆腐を囲める店も多く、嵐山の落ち着いた風景によく似合う名物です。 - 湯葉と旬を取り入れた京料理
湯葉も京都らしい食文化のひとつ。引き上げ湯葉や煮物、椀物などさまざまな料理に使われ、旅館や料理店では季節の食材とともに提供されます。春の筍、夏の鮎、秋の野菜やきのこなど、その時季ならではの素材を取り入れた料理も多く、景色だけでなく食卓からも京都の季節感を楽しめます。 - 抹茶と和菓子でひと休み
散策途中には、宇治抹茶を使った甘味や和菓子も楽しみたいところ。抹茶、わらび餅、生菓子、ぜんざいなどを扱う店が点在し、昔ながらの甘味処から現代的なカフェまで選択肢も豊富です。竹林や寺社を歩いたあとに甘味処へ立ち寄るだけでも、京都観光らしいひと区切りの時間になります。 - 川沿いに残る鮎の食文化
嵐山を流れる大堰川・保津川では、鮎も季節を感じさせる食材のひとつです。初夏には鮎にまつわる催しが行われることもあり、塩焼きなどを提供する料理店もあります。湯豆腐や湯葉だけでなく、山と川に囲まれた土地ならではの食材に目を向けると、嵐山の食文化がさらに立体的に見えてきます。
渡月橋、竹林、世界遺産の寺院だけでなく、トロッコ列車や保津川下りまで揃う嵐山。徒歩で巡る静かな散策から渓谷を駆け抜けるアクティビティまで、楽しみ方の振れ幅が大きいエリアです。
- 四季を映す嵐山の象徴・渡月橋
大堰川に架かる渡月橋は、嵐山を象徴する景観のひとつ。その名は鎌倉時代、亀山上皇が橋の上を渡る月を眺めたことに由来すると伝えられています。背後の山々は春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と季節ごとに姿を変え、同じ場所を訪れてもまったく異なる風景に出会えるのが魅力です。 - 竹に囲まれる約400mの小径
野宮神社から大河内山荘方面へ続く竹林の小径は、嵯峨野を代表する散策スポット。道の両側から高く伸びる竹が頭上まで覆い、木漏れ日や風に揺れる竹の葉が独特の景観をつくります。人気スポットのため時間帯によっては非常に混雑しますが、天龍寺や野宮神社など周辺の名所と徒歩でつなげて巡れるのも魅力です。 - 渓谷を走る嵯峨野トロッコ列車
トロッコ嵯峨駅とトロッコ亀岡駅を結ぶ嵯峨野トロッコ列車は、約7.3キロの区間を約25分かけて走ります。線路は保津川渓谷に沿って延び、春の桜、新緑、秋の紅葉など季節ごとに変わる風景を車窓から楽しめます。歩いて巡る嵐山とは異なる角度から渓谷美を眺められる人気のアクティビティです。 - 約16kmを下る保津川の舟旅
亀岡から嵐山まで約16キロの渓谷を舟で進む保津川下りは、この地域に残る水運の歴史を今に伝える体験です。急流や岩場を抜ける区間と、ゆったり進む水面の両方があり、川面に近い視点から山々や渓谷を眺められます。トロッコ列車で亀岡方面へ向かい、舟で嵐山へ戻るという組み合わせも定番です。



竹林を歩き、渡月橋を渡り、湯豆腐を味わう。
次の休みは、嵐山温泉で「千年の景勝と21世紀の温泉」が出会う旅を楽しんでみませんか?
この記事は、主に以下の公式サイト・公的資料などを参考にしています。営業時間や料金、交通・観光情報などは変更される場合がありますので、お出かけ前に最新情報をご確認ください。
嵐山温泉 – アクセスと基本情報
| 温泉地名 | 嵐山温泉 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市右京区 |
| 入浴施設 | 複数あり |
| 主な泉質 | 単純温泉(低張性・弱アルカリ性・温泉) pH:7.8前後 |
| お湯の特徴 | 地下約1,200mから汲み上げられる単純温泉で、湧出口での源泉温度は約35.2℃。 京都市の資料では源泉の色彩は「微白濁」とされています。 色や成分濃度で強く主張するタイプではなく、比較的シンプルな泉質構成が特徴です。 |
| 香り | 香りの主張は比較的控えめです。 そのため、温泉特有の香りを前面に楽しむというより、浴室の木の香りや露天風呂を吹き抜ける風など、周囲の雰囲気とともに楽しみたいお湯です。 |
| 雰囲気 | 渡月橋や竹林、古刹が点在する京都屈指の景勝地に温泉宿や日帰り施設が溶け込んでいます。 昔ながらの温泉街とはひと味異なり、歴史ある嵐山観光の中に温泉時間を組み込めるのが、この温泉地ならではの魅力です。 |
| 楽しみ方 | まずは渡月橋や竹林の小径、天龍寺など嵐山の名所を散策。 昼には名物の湯豆腐や湯葉、京料理を味わい、甘味処で抹茶や和菓子を楽しむのもおすすめです。 さらにトロッコ列車や保津川下りを組み合わせ、旅の締めに日帰り温泉や宿の湯へ。 観光・グルメ・温泉を一日につなげて楽しめます。 |
| ※源泉や施設によって記載と異なる場合があります。コンディションによって印象は変わる場合があります。 ※掲載している情報は執筆時点のものです。最新の情報は公式サイト等で確認をお願いいたします。 | |
- 京都観光と温泉を楽しむ
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京都には市街地や郊外にも温泉がありますが、嵐山温泉は京都を代表する観光エリアに位置するのが特徴。寺社や庭園を巡る京都旅行に温泉を加えたいとき、候補にしやすい温泉地です。
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嵐山温泉 季節ごとの魅力まとめ
川の流れと山並みに抱かれた嵐山は、季節が巡るたびに異なる色彩をまといます。
春の桜から夏の深い緑、秋の錦繍、そして冬の静かな雪景色へ。
名刹や渓谷を巡り、その季節ならではの味覚を楽しみ、旅の終わりには温泉へ。
四季それぞれの風景と文化が重なり合い、何度訪れても新しい嵯峨野の表情に出会えます。
渡月橋の向こうに広がる山々が桜色に染まり、やがて鮮やかな新緑へ。名刹の花々や保津川渓谷の芽吹きを眺めながら、春の味覚と温泉を組み合わせた旅が楽しめます。
- 渡月橋を彩る春の桜
嵐山の桜は例年4月上旬ごろが見頃。桂川に架かる渡月橋と淡い桜色をまとった山々が重なり、春を代表する風景が広がります。川沿いや中之島周辺を歩きながら桜を眺め、そのまま温泉へ向かえるのも嵐山温泉ならでは。季節の景観と湯を一つの散策コースとして楽しめます。 - 名刹を巡る春の花散歩
世界遺産・天龍寺では、曹源池庭園の奥を染井吉野や紅枝垂桜など約100本の桜が彩ります。そこから野宮神社、約400メートル続く竹林の小径へ歩けば、桜の華やかさから竹林の深い緑へ景色が変化。春の嵯峨野を歩いて巡るだけでも、さまざまな表情に出会えます。 - 桜と新緑を眺める渓谷旅
嵯峨野トロッコ列車では、春になると沿線の桜や新緑が車窓を彩ります。桜のトンネルを抜け、保津川渓谷を眺めながら亀岡方面へ向かう列車旅も春ならではの楽しみ。保津川下りと組み合わせれば、列車と舟という異なる視点から季節の渓谷風景を味わえます。 - 春を味わう筍料理
春の京都を代表する味覚のひとつが筍。嵐山周辺の料理店や旅館でも、季節になると筍を使った料理が献立に登場します。若竹煮や筍ご飯など、素材を生かした京都らしい料理を味わい、寺社や桜を巡ったあとに温泉へ。景色と食の両方から春を感じられる旅になります。
桜の季節を終えた嵐山は、山々から竹林まで鮮やかな緑に包まれます。昼は渓谷や青もみじを巡り、夕暮れからは大堰川の鵜飼へ。水辺の文化が存在感を増す季節です。
- 青もみじと竹林の緑景色
夏の嵯峨野では、秋に赤く染まる木々が青々と葉を広げ、山や寺院を深い緑が包みます。竹林の小径では空を覆う竹の間から光が差し込み、風に揺れる葉の音も風景の一部に。紅葉の華やかさとは異なる、緑を主役にした嵐山散策を楽しめる季節です。 - 緑の渓谷を走るトロッコ
夏の嵯峨野トロッコ列車は、緑濃い森と保津川を眺めながら渓谷を進みます。開放感のある車両から川や山並みを眺めるのも、この季節ならでは。保津川下りと組み合わせれば、鉄道から見下ろした渓谷を今度は川面に近い場所から眺めるという、変化のある一日を組み立てられます。 - かがり火が揺れる嵐山鵜飼
夏の夜を代表する風物詩が、大堰川で行われる嵐山の鵜飼です。屋形船から、かがり火に照らされた川面と鵜匠による古式漁法を見物できます。2026年は7月1日から9月23日まで開催。昼間の竹林や渡月橋とは異なる、夜の嵐山ならではの情景に出会えます。 - 若鮎と夏の味覚を楽しむ
初夏の嵐山では、桂川の鮎にちなむ「嵐山若鮎祭」が行われるなど、川と結びついた食文化にも触れられます。2026年は6月13・14日に開催され、炭火焼きの若鮎などが登場しました。料理店ではその時季ならではの京料理も楽しめ、夏の景観とともに食の季節感を味わえます。
山々が赤や黄色へと染まり、嵐山が一年でもひときわ鮮やかな表情を見せる秋。渡月橋から名刹、保津川渓谷まで紅葉に包まれ、歩いても乗り物でも秋景色を楽しめます。
- 渡月橋を包む錦秋の山々
例年11月中旬から下旬ごろ、嵐山の山々は赤や黄色を重ねた秋色へと変化します。桂川と渡月橋、その背後に広がる紅葉の山並みは、この季節を象徴する景観。川沿いを歩けば見る角度によって山の色彩や水面の表情も変わり、名勝・嵐山の魅力を存分に楽しめます。 - 名刹を包む紅葉のトンネル
常寂光寺では例年11月中旬から下旬ごろ、約200本のカエデが山門から仁王門、本堂へ続く山道を包みます。天龍寺をはじめ周辺にも紅葉名所が点在し、常緑の竹林と続けて歩けば、深い緑から赤や黄金色へと移り変わる嵯峨野ならではの色彩の対比も楽しめます。 - 川面に広がる秋の平安絵巻
例年11月には、大堰川を舞台に「嵐山もみじ祭り」が行われます。今様船や平安管弦船などが川に浮かび、嵐山ゆかりの芸能が披露される伝統行事です。紅葉した山々を背景に舟が行き交う風景は、自然景観だけではない嵐山の歴史文化を感じさせてくれます。 - 紅葉の渓谷を走る列車旅
秋の嵯峨野トロッコ列車では、赤や黄色に染まる保津川渓谷を車窓から楽しめます。夕暮れ以降には沿線をライトアップする「光の幻想列車」が実施される年もあり、昼間とは異なる渓谷の表情も魅力。実施期間や運行日は年ごとに異なるため、旅行前に公式情報を確認しておきたいところです。
木々が葉を落とし、嵐山の風景から色彩が少なくなる冬。雪の日には山や渡月橋が白く彩られ、竹林の緑や早春の梅がいっそう鮮やかに映ります。温泉や湯豆腐も旅程に加えたい季節です。
- 雪の日に現れる白い嵐山
雪が降った日には山々や河原が白く染まり、渡月橋と桂川を取り囲む景色も春や秋とは大きく印象を変えます。積雪は毎回期待できるものではありませんが、雪化粧した嵐山は京都市観光協会も四季を代表する景観として紹介する冬の風景。静かな色彩の中を歩く、季節限定の散策が楽しめます。 - 冬だから見える保津川渓谷
保津川下りは冬季にも運航日が設定され、葉を落とした木々の間から岩肌や渓谷の地形を眺められます。ただし冬期船の仕様は年によって変わり、現在の公式案内ではオープン船での運航とされています。防寒を整えたうえで、運航状況や船の仕様を事前に確認しておくのがおすすめです。 - 青竹と梅が彩る冬の散策
落葉した山々とは対照的に、竹林の小径では冬も竹の緑が景観をつくります。さらに天龍寺では例年2月中旬から3月中旬ごろに梅が見頃を迎え、白や紅の花が春の訪れを知らせます。冬景色から早春へと少しずつ移り変わる嵯峨野を歩いて探すのも、この時季ならではの楽しみです。 - 湯豆腐と温泉を楽しむ冬旅
寒い季節には、湯気が立つ湯豆腐も嵐山らしい楽しみのひとつ。寺社や竹林を巡ったあとに豆腐料理や京料理を味わい、旅の締めに嵐山温泉へ向かえば、観光・食・温泉を一つの流れにできます。華やかな紅葉シーズンとはひと味違う、冬ならではの落ち着いた旅程を組み立てられます。
この記事は、主に以下の公式サイト・公的資料などを参考にしています。営業時間や料金、交通・観光情報などは変更される場合がありますので、お出かけ前に最新情報をご確認ください。









