利根川の上流、三峰山の山裾に広がる月夜野温泉。
にぎやかな温泉街とは一線を画す、山あいの静寂に包まれた湯処です。
澄んだ空気と木々のざわめきのなか、滔々と注がれる源泉が旅人を迎えます。
素朴な里山の景色とともに、静かに湯と向き合う時間が流れています。
- 泉質・pH・源泉温度の特徴
アルカリ性単純温泉の泉質や源泉データをわかりやすく紹介 - 三峰の湯の日帰り入浴と湯づかい
源泉かけ流しの特徴や現在の入浴施設について紹介 - 月夜野周辺のグルメと旬の味覚
人気店の若どりや、りんごなど季節の果物を紹介 - 矢瀬遺跡など周辺観光の見どころ
史跡や親水公園、名胡桃城址など立ち寄りスポットを紹介 - 春夏秋冬で楽しむおすすめの季節
桜、ホタル、紅葉、雪景色など季節ごとの魅力を紹介
月夜野温泉ってどんなところ? | 4コマ漫画で体験してみる
ゆめにゃん猫は入れないからフィクションにゃ…


温泉マニアあるある! – 月夜野温泉編



マニアの人はこうなっちゃう…かも!?
- pH9.0を見た瞬間、顔がほころぶ
-
分析書で「pH9.0」の数字を発見すると、「ほほぉ……アルカリ性ですな」と急に機嫌がよくなります。友達が「9.0ってすごいの?」と聞けば、「まあまあ、まず泉質名を見ようじゃないか」と謎の余裕。まだ浴室にも入っていないのに、分析書の前ですでに楽しそうです。
- 「アル単」の三文字だけで会話が成立する
-
「アルカリ性単純温泉」を毎回フルネームでは呼びません。「ここアル単だよ」「お、アル単か」で会話終了。初めて聞いた友達が「アルタン……外国人?」と首をかしげても説明は後回し。マニア同士には、たった三文字で期待感まで伝わります。
- 0.36g/kgを見て「シンプルだねぇ」と喜ぶ
-
溶存物質約0.36g/kgを確認すると、「なるほど、かなりシンプルな組成だ」とニヤリ。友達は「少ないなら物足りないんじゃないの?」と不思議そうですが、「そこが面白いんだよ!」と即答します。成分の多さだけで温泉を判断しないところから、沼が始まります。
- 炭酸イオン13.5mg/kgを見逃さない
-
普通ならpHと泉質名を確認して分析書から離れるところ、マニアの目線はまだ下へ。「おっ、CO₃²⁻が13.5mg/kgある」と小声で反応します。友達に「……そこ重要なの?」と聞かれると、「こういうところを見るのが楽しいんだよ」とドヤ顔。分析書が完全に読み物です。
- 49.5℃の「0.5」が妙に惜しい
-
源泉温度49.5℃を見て、「おお、高温泉……49.5℃かぁ」と一度納得したあと、なぜか「あと0.5℃」とつぶやきます。友達に「50℃になったら何かあるの?」と聞かれると、「いや、特にない」。意味のない0.5℃にロマンを感じられるのも温泉マニアです。
- オーバーフローを見ると目線が自動追尾する
-
湯口から澄んだ源泉が注がれ、浴槽の縁から湯があふれていると、会話中でも視線だけはお湯を追跡。「あっちから流れてるな……」と排水方向まで確認します。友達が景色を眺めている横で、マニアだけ床を眺めてニヤニヤ。見ている絶景が違います。
- 「ほとんど無味無臭」の“ほとんど”が気になる
-
分析書には「無色澄明でほとんど無味無臭」。普通なら「匂いはほぼないのね」で終了ですが、マニアは違います。「……“ほとんど”か」と一言。湯口へ近づき、静かに香りを確認します。何かを見つけたいのではありません。分析書と自分の感覚を照合したいだけなのです。
- ホタルより先に分析書が光って見える
-
初夏の月夜野といえばホタルの里。友達が「夜はホタル見ようよ!」と盛り上がる横で、「もちろん。でもその前に分析書の写真撮っていい?」。pH、源泉温度、湧出量、イオン組成まで確認してようやく観光開始。マニアにとっては分析書も立派な鑑賞スポットです。
- 「無色透明」を0.3秒で訂正する
-
友達が分析書を眺めながら、「へぇ~、無色透明なんだね」と読み間違えると、反射的に「無色澄明な」と早口で訂正。友達が「……どっちでもよくない?」と呆れてもそこだけは譲れず、まわりからは”湯めぐり澄明”とあだ名されてしまうのです。



管理人いじりですね…
そう呼ばれるのも悪くない!
月夜野温泉の魅力まとめ
古くから月を愛でる地として名を残す、群馬県みなかみ町の月夜野。
自然豊かな里山には、pH9.0のアルカリ性を誇る澄んだ湯が湧き続けています。
湯口からあふれるお湯と、季節の果実や名物の香ばしさが重なる場所。
飾らない風情と豊かな自然が、訪れる人を静かに包み込みます。
三峰山のふもとに位置する月夜野温泉は、大規模な温泉街とは異なる素朴な雰囲気が魅力です。山々や田園、果樹園などが広がる月夜野らしい風景のなか、穏やかな温泉旅を楽しめます。
- 豊かな自然に囲まれた月夜野
月夜野は利根川流域の山々や田園風景に囲まれた自然豊かな地域です。季節によって山の色合いや果樹園の風景も変化し、温泉だけでなく里山そのものの景観を楽しめます。大規模な観光地とはひと味違う、穏やかな時間が流れています。 - 飾らない素朴な湯処の風情
大型旅館が軒を連ねる華やかな温泉街ではなく、現在は町営の日帰り温泉を中心に楽しむ小さな温泉地です。設備や街並みの豪華さよりも、温泉と周囲の自然をじっくり味わいたい人に似合う、飾らない雰囲気があります。 - みなかみ十八湯のひとつ
月夜野温泉は、個性豊かな温泉が点在する「みなかみ十八湯」のひとつです。水上温泉や猿ヶ京温泉などとは異なる静かな立地と規模感を持ち、みなかみエリアの多彩な温泉文化を知るうえでも興味深い存在です。 - 新幹線駅から里山へアクセス
月夜野エリアには上越新幹線の上毛高原駅があり、駅周辺から少し足を延ばすと田園や果樹園、歴史スポットが点在しています。新幹線が停車する交通拠点を持ちながら、穏やかな里山風景に出会えるのも月夜野ならではです。
現在の代表的な源泉「三峰の湯」は、pH9.0のアルカリ性単純温泉です。2022年の温泉分析書では源泉温度49.5℃、湧出量毎分157リットルを記録し、無色澄明の湯が月夜野温泉の個性を伝えています。
- pH9.0のアルカリ性単純温泉
2022年の温泉分析書では、pH9.0のアルカリ性単純温泉と記録されています。知覚的試験では「無色澄明でほとんど無味無臭」とされており、見た目はとても澄んだ湯。実際の湯ざわりにも注目しながら楽しみたい源泉です。 - 源泉温度49.5℃の高温泉
分析時の源泉温度は49.5℃で、泉温による分類では高温泉に該当します。浴槽の温度とは異なる数値ですが、地上へ汲み上げられた時点でしっかりとした温度を持つ源泉であることが、分析書から確認できます。 - 毎分157リットルを動力揚湯
湧出量は毎分157リットルで、湧出形態は動力揚湯です。以前の分析資料とは数値が異なるものの、2022年の温泉分析書ではこの値が記録されています。温泉記事では、分析年月と合わせて紹介しておきたいポイントです。 - 比較的シンプルな成分構成
溶存物質は1kgあたり約0.36g。ナトリウムイオン104.9mg/kg、塩化物イオン90.3mg/kg、炭酸イオン13.5mg/kg、メタけい酸38.6mg/kgなどが記録されています。成分表を眺めながら源泉の個性を読み解くのも楽しみ方のひとつです。
現在の代表的な入浴施設「三峰の湯」では、加水・加温・循環ろ過を行わず、源泉かけ流しで利用されています。設備を必要以上に飾らず、温泉そのものを中心に楽しめる素朴な浴場です。
- 加水も加温もしない湯づかい
現地に掲示された温泉利用状況では、温度調整を目的とした加水や加温は行われていません。源泉温度49.5℃の湯を、その特徴を生かしながら浴槽へ供給していることが確認できます。 - 循環ろ過なしの源泉かけ流し
循環ろ過装置を使用せず、浴槽へ注いだ温泉を循環させない湯づかいが採用されています。公式案内でも全浴槽が源泉かけ流しとされており、月夜野温泉を紹介するうえで大きな特徴のひとつです。 - 内湯と露天で楽しむ温泉
浴場には男女それぞれ内湯と露天風呂が設けられています。同じ源泉でも、屋内でじっくり湯と向き合う時間と、外の空気を感じながら過ごす時間では印象も変わります。素朴な浴場だからこそ、湯そのものへ意識を向けやすい環境です。 - 衛生管理を行いながら利用
温泉利用状況の掲示では、入浴剤は使用せず、衛生管理を目的として塩素系薬剤を使用するとされています。加水・加温・循環ろ過の有無とは分けて確認しておきたい情報で、湯づかいを正確に理解するうえで重要です。
月夜野周辺では、地元で長く親しまれる若どりの人気店や、りんごをはじめとした果樹園にも立ち寄れます。温泉だけでなく、季節ごとに変わる地域の味覚を組み合わせることで旅の楽しみがさらに広がります。
- 長く親しまれる人気店の若どり
月夜野周辺には、国産の若鶏を使った蒸し焼きで知られる人気店があります。秘伝のタレを使い、肉そのものの水分を生かして仕上げるのが特徴。売り切れ次第終了となることもあるため、立ち寄る際は営業時間も確認しておきたいところです。 - テイクアウトで楽しむ若どり
若どりは持ち帰りで楽しめるため、ドライブ途中の食事にも組み込みやすい一品です。近隣には公園や自然豊かな場所もあり、旅程に合わせて好きな場所で味わえる自由さも魅力。温泉とはまた違った月夜野の楽しみを加えてくれます。 - 季節によって変わる果樹園の味
月夜野周辺には果樹園が点在し、さくらんぼ、ブルーベリー、ぶどう、りんご、洋梨など、季節ごとにさまざまな果物が登場します。直売や果物狩りを実施する農園もあり、訪れる時期によって違った味覚に出会えます。 - 地元農産物が並ぶ直売所
矢瀬親水公園にある「月夜野はーべすと」では、地域で収穫された野菜や果物などを販売しています。地元産大豆を使った加工品などもあり、月夜野周辺の食文化を気軽に知ることができる立ち寄りスポットです。
月夜野周辺には国指定史跡・矢瀬遺跡をはじめ、名胡桃城址やホタルの里など多彩な見どころがあります。温泉の前後に少し足を延ばせば、縄文時代から戦国時代、そして水辺の自然まで幅広く楽しめます。
- 縄文文化を伝える矢瀬遺跡
矢瀬遺跡は縄文時代後期から晩期にかけての集落跡で、国指定史跡となっています。住居跡や水場、祭祀に関わる遺構などが確認され、園内には当時の暮らしをイメージできる復元建物も整備されています。 - 水辺を歩ける矢瀬親水公園
矢瀬遺跡の周囲には矢瀬親水公園が整備され、芝生広場や水辺の遊歩道などを散策できます。歴史スポットでありながら気軽に立ち寄れる公園としても利用でき、春には桜など季節ごとの風景も楽しめます。 - 初夏を彩る月夜野ホタルの里
上毛高原駅近くの月夜野ホタルの里では、例年初夏になるとホタル観賞の季節を迎えます。約2kmの遊歩道が整備され、ゲンジボタルやヘイケボタルなどが見られることも。発生状況は天候などで変わるため、訪問前の確認がおすすめです。 - 真田氏ゆかりの名胡桃城址
名胡桃城址は真田氏ゆかりの山城で、戦国時代末期の歴史を語るうえで重要な場所です。北条氏による名胡桃城事件は、豊臣秀吉による小田原攻めにつながった出来事として知られ、現在は城跡を散策しながらその歴史に触れられます。



澄んだ湯の温もりに浸り、縄文の足跡を辿り、里山の風に吹かれる。
次の休みは、月夜野温泉で素朴な自然と歴史が息づく静かな休日を過ごしてみませんか?
月夜野温泉 – アクセスと基本情報
| 温泉地名 | 月夜野温泉 |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町後閑 |
| 入浴施設 | みなかみ町営温泉 三峰の湯 |
| 主な泉質 | アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉) pH:9.0(三峰の湯・2022年分析) |
| お湯の特徴 | 無色澄明のアルカリ性単純温泉で、源泉温度は49.5℃、湧出量は毎分157L。 代表的な入浴施設では加水・加温・循環ろ過を行わず、源泉を生かしたシンプルな湯づかいを楽しめます。 |
| 香り | 温泉分析書の知覚的試験では「ほとんど無味無臭」と記録されており、香りは比較的穏やか。 源泉そのものの素朴さを感じながら楽しみたい温泉です。 |
| 雰囲気 | 三峰山のふもとに広がる月夜野温泉は、大型旅館が並ぶ華やかな温泉街とは異なる、素朴で静かな湯処。 山々や田園、果樹園など月夜野らしい里山風景に囲まれ、穏やかな時間を過ごせます。 |
| 楽しみ方 | まずは源泉かけ流しの湯をじっくり楽しみ、その前後に月夜野周辺を巡るのがおすすめ。 人気店の若どりや旬のりんごなどを味わい、国指定史跡・矢瀬遺跡や矢瀬親水公園を散策。 初夏ならホタル観賞を組み合わせるなど、温泉・グルメ・歴史・自然を一緒に楽しめます。 |
| ※源泉や施設によって記載と異なる場合があります。コンディションによって印象は変わる場合があります。 ※掲載している情報は執筆時点のものです。最新の情報は公式サイト等で確認をお願いいたします。 | |
- 三峰の湯が支える月夜野温泉
-
月夜野温泉を調べるうえで欠かせない存在が、町営の日帰り温泉「三峰の湯」です。現在の月夜野温泉を代表する入浴拠点で、素朴な浴場と源泉を重視した湯づかいから、この土地らしい温泉文化を知ることができます。
あわせて読みたい
原町温泉レビュー|日帰りで訪ねる「ゆくら妻有」、個性的な香りと湯の花(新潟県十日町市) 清津川の流れる里山に佇む原町温泉は、豊富な湯量と個性的な香りを備えた塩化物泉です。湯口から注がれる淡い湯色のお湯には湯の花が舞い、浴室に入ると独特の鉱物的な… - pH9.0が物語る源泉の個性
-
月夜野温泉の代表的な源泉は、2022年の分析でpH9.0を記録しています。泉質はアルカリ性単純温泉で、知覚的試験では無色澄明、ほとんど無味無臭。数字と分析書を照らし合わせながら楽しみたい、端正な印象の源泉です。
あわせて読みたい
鬼怒川温泉レビュー|日光ゆばグルメと渓谷観光で出逢うアルカリ性の湯(栃木県日光市) 渓谷沿いに大型旅館やホテルが立ち並び、豊かな自然と歴史が同居する鬼怒川温泉。無色透明で無臭の湯を中心に、源泉ごとの個性を楽しめる温泉地です。散策路やテーマパ… - 源泉かけ流しを楽しむ湯処
-
三峰の湯では、加水・加温・循環ろ過を行わず、全浴槽で源泉かけ流しを採用しています。豪華な設備を前面に出すのではなく、源泉そのものに目を向けやすいシンプルな環境も、月夜野温泉を語るうえで大切な特徴です。
あわせて読みたい
苗場温泉レビュー| 日帰りでも楽しめる源泉かけ流しの濃厚濁り湯(新潟県湯沢町) 苗場高原には、ゲレンデや大型リゾートの印象とは異なる、濃い茶褐色の湯が待っています。湯口では金気を帯びた香りが立ち、浴槽の縁には成分由来の析出物が幾重にも付… - 矢瀬遺跡で縄文時代を歩く
-
月夜野周辺には、縄文時代後期から晩期の集落跡として知られる国指定史跡・矢瀬遺跡があります。復元建物や遺構を見学でき、隣接する親水公園と合わせて散策可能。温泉旅に歴史という違った楽しみを加えてくれます。
あわせて読みたい
奈良田温泉レビュー|白根館と女帝の湯を巡る日帰り秘湯旅(山梨県早川町) 南アルプスの深い緑を縫うように山道を進み、早川の源流沿いに広がる奈良田集集落へ足を踏み入れました。孝謙天皇の湯治伝説が語り継がれるこの地には、性格の異なる二… - 月夜野グルメと旬の味覚巡り
-
月夜野周辺では、若どりで知られる人気店をはじめ、りんごやさくらんぼなど季節の果物にも出会えます。果樹園や農産物直売所も点在しており、温泉だけで完結させず、ドライブしながら地域の食を巡る旅にも向いています。
あわせて読みたい
塩山温泉の魅力|pH10前後の硫黄冷鉱泉と静かな古湯を訪ねて(山梨県甲州市) 新宿から列車に揺られて約90分、降り立った駅の先には昔ながらの湯宿が静かに待っています。pH10前後の個性豊かな冷鉱泉に浸かり、四季折々の果実や郷土の味を味わう贅…
月夜野温泉 季節ごとの魅力まとめ
利根川流域、三峰山のふもとに広がる月夜野は、季節のめぐりとともに里山の表情を変えていきます。
春の桜と新緑、初夏のホタル、実りの秋を迎える果樹園、そして雪化粧した冬の山里。
源泉かけ流しの温泉とともに、その時季ならではの自然や味覚を巡れることも月夜野の魅力です。
雪の季節を越えた月夜野では、例年4月頃になると桜が里山を彩り、山々にも新緑が広がり始めます。史跡や水辺を歩き、春景色と源泉かけ流しの温泉を組み合わせて楽しみたい季節です。
- 桜に彩られる矢瀬親水公園
矢瀬親水公園は月夜野エリアを代表する桜スポットのひとつで、例年4月上旬頃に見頃を迎えます。水辺や芝生広場と桜を一緒に眺めながら散策でき、2026年には夜間ライトアップも実施されました。開花時期やイベント日程は年によって変わるため、訪問前の確認がおすすめです。 - 新緑が映える黒岩渓谷
赤谷川の渓流沿い約1kmに続く黒岩渓谷では、春になると木々が芽吹き、奇岩と新緑が織りなす景色を楽しめます。「扇岩」など黒岩八景と呼ばれる景勝もあり、水の流れと山の緑を眺めながら月夜野の自然に触れられる場所です。 - 春景色と歩く名胡桃城址
真田氏ゆかりの名胡桃城址も月夜野エリアの桜スポットとして紹介されています。本郭や二の郭などの遺構が残り、春景色のなかを歩きながら戦国時代の歴史をたどれます。温泉だけでなく、月夜野の歴史にも触れたいときに立ち寄りたい場所です。 - 小鳥の声と楽しむ春の温泉
三峰山のふもとにある三峰の湯では、すべての浴槽で源泉かけ流しの温泉を楽しめます。公式案内でも小鳥のさえずりを聞きながら過ごせることが魅力として紹介されており、周囲の木々が芽吹く春には、山あいの静かな環境がより印象的になります。
初夏にはホタルが里山の夜を彩り、果樹園ではさくらんぼやブルーベリーなどが旬を迎えます。水辺の風景や深い緑も鮮やかになり、昼と夜で異なる月夜野の自然を楽しめる季節です。
- 夜を彩る月夜野ホタルの里
上毛高原駅から徒歩約3分の月夜野ホタルの里では、初夏に自然発生したホタルを観賞できます。月夜野遊歩道は1周約2kmで、ゲンジボタル、ヘイケボタル、クロマドボタルが確認されています。2026年の観賞期間は6月13日から7月12日の予定と案内されました。 - 夏へつながる果樹園巡り
月夜野エリアでは6月頃からさくらんぼの季節を迎え、夏にはブルーベリーなども楽しめます。月夜野まるかチェリー園では多品種のさくらんぼを栽培し、果実工房本家園ではブルーベリー狩りを6月下旬から8月中旬頃まで案内しています。収穫時期は天候などで変動します。 - 夏景色の黒岩渓谷と水辺
深い緑に包まれる黒岩渓谷では、奇岩に砕ける赤谷川の水しぶきが夏らしい景観をつくります。矢瀬親水公園にも芝生広場や水と親しめる施設があり、月夜野の自然を気軽に楽しめる立ち寄り先。温泉と水辺散策を組み合わせるのもおすすめです。 - 青葉に囲まれた夏の湯処
夏の三峰の湯では、緑に囲まれた山あいの環境で源泉かけ流しの湯を楽しめます。浴場は豪華さよりも温泉そのものを楽しむ素朴なつくり。入浴の前後には月夜野周辺にある人気店の若どりや旬の果物を組み合わせると、夏らしい温泉旅が広がります。
秋になると月夜野の山々や水辺が少しずつ色づき、果樹園ではりんごを中心とした実りの季節を迎えます。紅葉散策、歴史巡り、旬の果物、温泉を一度に組み合わせやすい季節です。
- 色づく黒岩渓谷と親水公園
黒岩渓谷は秋になると木々がさまざまな色に染まり、赤谷川や奇岩とともに季節感あふれる渓谷景観を楽しめます。矢瀬親水公園も月夜野エリアの紅葉スポットとして紹介されており、例年10月から11月頃にかけて色づきが進みます。 - りんごが主役になる実りの季節
秋の月夜野周辺では、数多くの果樹園でりんごが収穫期を迎えます。「ぐんま名月」をはじめ群馬県ゆかりの品種を扱う農園もあり、直売や収穫体験を楽しめる場所もあります。品種によって旬がずれるため、時期を変えて訪れる楽しみもあります。 - 歴史をたどる名胡桃城址
秋の散策では、真田氏ゆかりの名胡桃城址も立ち寄り候補です。利根川と赤谷川の合流近く、三方を崖に囲まれた地形を生かした山城で、北条氏による名胡桃城事件が小田原征伐のきっかけとなったことで知られています。現在も本郭や二の郭などが残されています。 - 秋景色と源泉かけ流しの湯
紅葉や果樹園を巡ったあとは、月夜野温泉の湯へ。代表的な源泉「三峰の湯」は49.5℃、pH9.0のアルカリ性単純温泉で、三峰の湯では源泉かけ流しで利用されています。49.5℃は源泉そのものの温度であり、実際の浴槽温度とは異なります。
冬の月夜野では、山里や渓谷が雪化粧し、ほかの季節とは異なる静かな景観に出会えます。みなかみ町内のスキーやスノーシューなどと温泉を組み合わせ、雪国らしい一日を楽しむのもおすすめです。
- 雪景色に包まれる冬の湯処
冬になると月夜野の里山は雪景色へと姿を変えます。三峰の湯では、源泉温度49.5℃の温泉を利用した源泉かけ流しの浴槽を楽しめます。冷たい冬の空気のなかに立つ湯気など、雪の季節ならではの温泉風景も印象的です。なお49.5℃は浴槽温度ではありません。 - 雪化粧する黒岩渓谷
黒岩渓谷は冬になると木々や奇岩が雪をまとい、春の新緑や秋の紅葉とは違った景色を見せます。みなかみ町観光協会でも四季の魅力のひとつとして「雪化粧の冬」が紹介されており、月夜野の静かな冬景色に触れられるスポットです。 - 雪遊びと温泉を組み合わせる
みなかみ町内には複数のスキー場があり、冬にはスノーシューをはじめとした雪上アクティビティも楽しめます。雪のフィールドで遊んだあと月夜野へ立ち寄るなど、町内を移動しながら冬の自然と温泉を組み合わせた旅程も組み立てられます。 - 冬も立ち寄れる地域の直売所
矢瀬親水公園内の月夜野はーべすとは冬季も営業日があり、地元農産物や地元産大豆を使った納豆などを販売しています。12月から3月は営業時間や定休日が通常期と異なるため、訪問前に最新情報を確認しながら立ち寄りたいスポットです。









