太平洋の青い海と白い砂浜に抱かれた白浜温泉。
『日本書紀』にもその名をたどれる日本三古湯の一つで、塩化物泉を中心に個性の異なる高温の源泉が点在しています。
波音を間近に感じる外湯、クエをはじめとする紀州の味覚、そして白良浜や三段壁が描く雄大な海岸美。
海辺のリゾートと古湯の歴史を、一度の旅で味わえる温泉地です。
- 源泉ごとに異なる泉質とお湯の特徴
塩化物泉や含硫黄泉など、多彩な源泉の違いを紹介します。 - 外湯めぐりで訪れたい温泉スポット
崎の湯や共同浴場など、湯めぐりの楽しみ方がわかります。 - クエをはじめとする名物グルメ
旬の魚介や紀州の味覚など、旅先で楽しみたい食を紹介します。 - 白良浜と周辺のおすすめ観光スポット
円月島や千畳敷、三段壁など、海岸沿いの見どころがわかります。 - 春夏秋冬で変わるおすすめの楽しみ方
桜や海水浴、夕景、冬のクエなど、季節ごとの魅力を紹介します。
白浜温泉ってどんなところ? | 4コマ漫画で体験してみる
ゆめにゃん猫は入れないからフィクションにゃ…


温泉マニアあるある! – 白浜温泉の魅力編



マニアの人はこうなっちゃう…かも!?
- 「白浜の泉質は?」に一言で答えられない
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「白浜温泉ってどんな泉質?」と聞かれても、マニアはすぐには答えません。「いや、どの源泉の話?」と逆質問。塩化物泉を中心に、含硫黄泉や炭酸水素塩泉など源泉によって個性が異なるため、一括りにするとどうにも落ち着きません。友達が「白浜温泉でいいじゃん」と言っても、「よくない。そこ大事」と真顔になります。
- 牟婁の湯で急に忙しくなる
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牟婁の湯には、砿湯と行幸源泉という異なる源泉を使った二つの浴槽があります。普通なら「二つあるんだね」で終わるところ、マニアは「こっち入って……次こっち……もう一回戻るか」と比較開始。温度や香り、湯ざわりの違いを確かめているうちに、完全に研究モードへ。二つ並べられたら、比べずにはいられません。
- 分析書を見つけると海より先に立ち止まる
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目の前には青い太平洋。白良浜も円月島も待っています。それなのに温泉分析書を見つけると、「ちょっと待って」と急停止。pH、源泉温度、成分総計、主要成分……上から順番に数字を追い始めます。同行者が「海行こうよ」と言っても、「あとちょっと!」。南国リゾートまで来て、紙を眺めている時間が妙に長いのです。
- 「高張性」を見つけてドヤ顔
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分析書に「高張性」の文字を発見すると、マニアの目が輝きます。「ほら、ここ。高張性」と、なぜか自分が掘り当てた源泉のようなドヤ顔。さらに成分総計まで確認して、「なるほどねぇ」と勝手に納得します。友達から「何がなるほどなの?」と聞かれると説明が長くなるので要注意。白浜では分析書一枚でも十分に楽しめます。
- 湯口を見ると、とりあえず近づく
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浴槽を前にしても、マニアの視線はまず湯口へ。「どこから投入してる?」「この析出物いいな」と観察し、浴槽の縁やオーバーフローまで確認します。高温の源泉もある白浜では、どのように浴槽へ湯を届けているのかも気になるところ。せっかく目の前に温泉があるのに、なかなか湯船そのものへ話が進みません。
- 崎の湯で海を見るか湯を見るか迷う
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崎の湯へ来たら、まず目の前に広がる太平洋に「うわぁ!」。しかし数秒後には湯口を見て「おぉ……」。海を見る。湯を見る。波を見る。また湯を見る。絶景の露天風呂なのに視線が忙しくて仕方ありません。最後には「海も見たいし源泉も見たい」という、白浜でしか発生しそうにない贅沢な悩みを抱えます。
- 「日本三古湯」から湯崎七湯まで掘り始める
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「白浜は日本三古湯の一つなんだよ」で終われば話は簡単。しかしマニアは『日本書紀』の記録を調べ、古くは牟婁の湯と呼ばれた歴史をたどり、さらに湯崎七湯へ。「昔はこの辺りに七つの湯があってね……」と語り始めた頃には、同行者は遠くの海を眺めています。温泉を調べていたはずなのに、気づけば飛鳥時代まで遡っています。
- 円月島を見ると夕日の位置が気になり始める
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白浜のシンボル・円月島を見れば、マニアもさすがに分析書のことを忘れます。「これは見事だなぁ……」。そして中央に開いた海食洞を眺めているうちに、「ここに夕日が重なるんだよな」と次なる観察がスタート。春分や秋分の頃には条件が合えば穴越しに夕日を望めるため、今度は太陽の位置まで気になり始めます。
- 美しい夕日に感動して、つい無言になる
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やがて水平線へ傾いていく夕日。空は茜色に染まり、海面には光の道が伸びていきます。いつもなら源泉や分析書について喋り続けるマニアも、このときばかりは静か。「きれいだなぁ……」。白浜まで来てよかった。温泉も海も素晴らしかった。そんなことを考えながら、沈みゆく夕日をじっと見つめます。
- 感動を「クエ、食えるの?」で全部ぶち壊す
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美しい夕日に心を奪われ、しばらく無言だったマニア。しかし夕食のことを考えた瞬間、白浜名物のクエが頭をよぎります。そして感動的な空気の中、突然ひと言。「……ところで、クエ、食えるの?」。同行者は無言。本人も自分のギャグの寒さに気づき再び夕日を眺めますが、まわりからは「クエクエサンセット」とあだ名されてしまうのです。



管理人いじりですね…
そう呼ばれるのも悪くない!
白浜温泉の魅力まとめ
白砂の浜辺、その向こうに広がる青い海、そして街のあちこちから立ち上る湯けむり。
白浜温泉は千年以上の歴史を持ちながら、源泉ごとの違い、外湯めぐり、海の幸、海岸絶景まで気軽に楽しめる温泉地です。
温泉に立ち寄り、旬の魚介を味わい、夕暮れの海岸を歩く。
南紀らしい開放感の中に、古湯の奥深さが息づいています。
白浜温泉の魅力を語るうえで外せないのが、その圧倒的な歴史です。古代の記録から湯崎七湯の面影、熊野へ続く古道まで、町を歩けば千年以上の時間が少しずつ重なって見えてきます。
- 日本書紀に残る古湯の記録
白浜温泉の歴史は、『日本書紀』に記された657年の有間皇子の白浜訪問までさかのぼります。翌658年には斉明天皇、その後も持統天皇や文武天皇の行幸が記され、有馬温泉・道後温泉とともに日本三古湯と呼ばれる由来になっています。現在の明るいリゾート風景の奥に、飛鳥時代へつながる時間が流れているのが白浜の奥深さです。 - 湯崎七湯の面影を訪ねる
江戸時代末期から明治にかけて、湯崎地区で自然湧出していた七つの湯は「湯崎七湯」と呼ばれていました。現在も七湯跡の記念碑などを巡ることができ、そのうち崎の湯には歴史ある湯壺が残されています。坂道や路地を歩きながら源泉や湯跡を探せば、観光地とはまた違う古い湯の町の表情に出会えます。 - 熊野古道大辺路につながる歴史
白浜町には熊野古道大辺路の一部が残り、富田坂や仏坂などは世界遺産に登録された参詣道へと続いています。青い海と白砂のリゾートを楽しんだあと、山へ目を向ければ石畳や峠道が待つ。この海と山、華やかさと静けさの振れ幅も、紀伊半島に位置する白浜ならではの魅力です。 - リゾートと古湯が同居する町
白良浜周辺にはホテルや飲食店が集まる一方、湯崎へ歩けば昔ながらの公衆浴場や温泉ゆかりの場所が現れます。海水浴場として知られる白浜と、千年以上続く温泉地としての白浜。その二つが別々に存在するのではなく、一つの町の中で自然につながっているからこそ、散策するほど旅の印象が深まります。
白浜温泉は「この泉質」と一言ではまとめられません。塩化物泉を中心に、高張性の濃い源泉、含硫黄の源泉、炭酸水素塩を含む源泉まであり、湯を巡るほど違いが見えてきます。
- 高張性の塩化物泉という主役
崎の湯などへ引かれる行幸源泉は、ナトリウム-塩化物泉で、弱アルカリ性・高張性・高温泉に分類されます。源泉温度は約78℃。白浜の基本泉質は塩化物泉とされていますが、その中でも成分濃度や性質は源泉によって異なります。「白浜の湯」とひと括りにせず、どの源泉が使われているかを見るのが楽しみ方の一つです。 - 含硫黄の砿湯が見せる別の顔
牟婁の湯などで使われる砿湯は、含硫黄-ナトリウム-塩化物強塩泉。中性・高張性・高温泉に分類され、源泉温度74℃、湧出量毎分190Lとされています。行幸源泉と同じ塩化物泉系でも、泉質名に「含硫黄」「強塩泉」が加わるほどプロフィールが違う。同じ温泉街の中でこれだけ個性が分かれるところが面白いのです。 - 炭酸水素塩泉というもう一つの個性
長生温泉は炭酸水素塩泉に分類され、弱アルカリ性・低張性・高温泉。源泉温度78℃、湧出量毎分240Lとされています。高張性の塩化物泉が印象的な湯崎周辺とは成分構成が異なり、白浜の源泉の幅広さを感じさせる存在です。源泉名や分析書を見比べながら巡れば、一つの温泉地を歩いているとは思えないほど違ったプロフィールに出会えます。 - 70℃台が並ぶ高温源泉の世界
行幸源泉は約78℃、砿湯は74℃、長生温泉も78℃と、白浜には源泉そのものがかなり高温の湯が複数あります。そのため、施設によっては温度を整えるため加水したり、引湯や浴槽への投入方法を工夫したりと利用方法もさまざまです。泉質だけでなく「この高温の源泉をどう浴槽へ届けているのか」に注目すると、白浜の湯めぐりがもう一段面白くなります。
白浜では宿の温泉だけで旅を終えるのは少しもったいないかもしれません。太平洋を目前にする露天風呂から二源泉を使う公衆浴場、白良浜そばの湯処や足湯まで、街歩きと一緒に温泉を楽しめます。
- 太平洋と向き合う崎の湯
白浜を象徴する外湯の一つが崎の湯です。万葉の時代から続く湯崎七湯の歴史を受け継ぐ湯壺で、目の前には雄大な太平洋。白浜町も「波しぶきが届くほど」と紹介するほど海が近く、波音や潮の香りまで景色の一部になります。静かな山の湯とは正反対ともいえる、荒々しい海と温泉が同居した白浜ならではの入浴風景です。 - 二つの源泉を楽しむ牟婁の湯
昔ながらの公衆浴場である牟婁の湯には、大きな二つの湯船があります。一方には含硫黄-ナトリウム-塩化物強塩泉の砿湯、もう一方には崎の湯と同じ行幸源泉。つまり一つの浴場にいながら、泉質の異なる二源泉を楽しめます。白浜の「源泉ごとの違い」を知るなら、これほど分かりやすい場所はありません。 - 白良浜と組み合わせる白良湯
白良湯は、白浜を象徴する白良浜のすぐそばにある公衆浴場です。白砂の浜辺を歩き、そのまま温泉へ立ち寄れる距離感は海辺の温泉地ならでは。景勝地を巡ることと湯めぐりが別々の予定にならず、散策の中に自然と温泉を組み込めます。観光名所だけではなく、町の日常に近い温泉へ気軽に触れられるのも白浜の魅力です。 - 足湯も交えて自由に湯めぐり
白浜には公衆浴場だけでなく、気軽に利用できる足湯も点在しています。なかでも御船足湯は円月島を眺められるロケーションで、夕暮れ時には海と夕景を一緒に楽しめます。しっかり温泉へ入る時間がない時も、景勝地巡りの途中で少しだけ湯に触れることができる。旅程に合わせて温泉との付き合い方を選べる自由さがあります。
白浜の旅は、温泉だけでは終わりません。クエを代表に、季節ごとに魚介の顔ぶれが変わり、南高梅や柑橘など紀州らしい山の恵みも加わります。「次は何を食べよう」と迷う時間まで旅の楽しみです。
- 冬の名物として親しまれるクエ
白浜を代表する味覚の一つが、水揚げ量の少なさから「幻の魚」と呼ばれてきたクエです。鍋はもちろん、刺身や寿司、丼など提供方法も多彩。さらに白浜町にある近畿大学水産研究所は1988年にクエの種苗生産に成功し、その後は完全養殖による生産にも取り組んできました。天然物だけでは語れない、白浜とクエ養殖研究との深いつながりにも注目です。 - 春を知らせるもちがつお
春の紀南で楽しみたい魚介の一つが「もちがつお」。通常のカツオとはひと味違う、名前の由来にもなった独特のもちっとした食感で知られています。いつでも同じように出会える食材ではないからこそ、季節とタイミングが合った時の楽しみは格別。冬のクエだけでなく、訪れる季節によって主役が変わるところにも白浜グルメの奥行きがあります。 - 季節を彩る貝類と伊勢海老
暖かい季節にはトコブシやアワビなどの貝類、秋から冬には伊勢海老など、紀南の海は季節ごとに異なる食材を届けてくれます。煮付け、焼き物、刺身など料理法もさまざまで、宿の夕食や町の飲食店を選ぶ楽しみにもつながります。同じ白浜へ再訪しても、季節を変えれば食卓の景色まで変わる。それが海辺の温泉旅の魅力です。 - 南高梅と柑橘も旅の楽しみ
魚介だけではなく、和歌山を代表する南高梅や柑橘類も忘れたくありません。梅干しや梅を使った加工品、みかんなどは食事の脇役にもお土産にも活躍します。さらに紀南では柑橘を利かせた魚寿司など、海と山の食材を組み合わせた郷土の味も受け継がれています。海鮮一辺倒では終わらないところが、紀州の食文化の面白さです。
穏やかな白砂のビーチがある一方、その先には波が削った岩盤や断崖が続きます。白良浜、円月島、千畳敷、三段壁と巡れば、同じ海岸線とは思えないほど表情豊かな南紀の自然に出会えます。
- 約620mにわたる白良浜
南紀白浜を象徴する白良浜は、約620mにわたって弓状の白砂が続くビーチです。白い砂とエメラルドグリーンの海が描く明るい景観は、古湯という言葉から想像する風景とは少し違うかもしれません。夏の海水浴だけでなく、季節を問わず海辺を歩き、夕景を眺める場所としても魅力的。温泉街のすぐそばにこの景色が広がっていること自体が白浜らしさです。 - 夕日を抱く円月島
臨海浦の沖に浮かぶ円月島は、中央に円月形の海食洞が開いた白浜のシンボルです。夕景の名所として知られ、春分・秋分の頃には中心部の穴を通して夕日が見える瞬間を求め、多くの人が海岸へ集まります。太陽の位置や天候によって毎回違った姿を見せるため、昼間とは別の時間にもう一度訪れたくなる景勝地です。 - 荒波が刻んだ千畳敷
千畳敷では、太平洋へ向かって大きな白い岩盤が広がります。長い年月にわたり荒波の浸食を受け、岩畳を思わせる独特の景観がつくられました。砂浜の白良浜とはわずかな距離ながら、こちらは岩と波が主役。広い岩盤の向こうに水平線が続く景色を眺めれば、南紀白浜の海岸が決して一つの表情だけではないことがよく分かります。 - 約50mの断崖が続く三段壁
千畳敷の南には、高さ約50mの大岩壁が約2kmにわたって続く三段壁があります。岩肌へ黒潮が打ち寄せる豪快な風景は、白良浜の穏やかさとは対照的です。さらに三段壁洞窟へ降りれば、波が入り込む洞窟の景観に加え、源平合戦で知られる熊野水軍が船を隠したという伝説も残ります。自然景観と土地の物語を一緒に味わえる場所です。



潮騒に耳を澄ませ、古湯を巡り、黒潮の恵みを味わう。
次の休みは、白浜温泉で「青い海と名湯の贅沢」を丸ごと楽しむ旅に出かけませんか?
この記事は、主に以下の公式サイト・公的資料などを参考にしています。営業時間や料金、交通・観光情報などは変更される場合がありますので、お出かけ前に最新情報をご確認ください。
白浜温泉 – アクセスと基本情報
| 温泉地名 | 白浜温泉(南紀白浜温泉) |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県西牟婁郡白浜町 |
| 入浴施設 | 複数あり |
| 主な泉質 | ナトリウム-塩化物温泉(高張性・弱アルカリ性・高温泉/行幸源泉) 含硫黄-ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・中性・高温泉/砿湯) ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉/長生温泉)など。 源泉によって泉質が異なります。 pH:8.2前後(行幸源泉)、7.2前後(砿湯)、pH7.7前後(長生温泉)など。 ※分析時期や資料によって数値が異なる場合があります。 |
| お湯の特徴 | 塩化物泉を中心に、含硫黄の強塩泉や炭酸水素塩を含む源泉など、異なるタイプの湯が点在します。 源泉温度も70℃台のものが複数あり、高張性から低張性まで成分構成もさまざま。 源泉ごとの違いを比べられるのが白浜ならではの面白さです。 |
| 香り | 香りは源泉や利用状況によって異なり、白浜温泉全体を一つの香りで表すことはできません。 砿湯など泉質名に「含硫黄」と付く源泉もありますが、実際の香りの感じ方は施設や浴槽によってさまざま。 海辺では潮風や潮の香りも白浜らしい印象を添えます。 |
| 雰囲気 | 白良浜の白砂と青い海を中心に、ホテルや飲食店が並ぶ明るいリゾート感と、湯崎周辺に残る古湯の歴史が共存する温泉地です。 海辺を歩けば共同浴場や足湯、源泉ゆかりの場所にも出会え、華やかな観光地の中に昔ながらの湯の町らしさも感じられます。 |
| 楽しみ方 | まずは崎の湯など白浜らしい外湯を訪れ、源泉の違いにも注目しながら湯めぐりを。 白良浜を散策したら、円月島、千畳敷、三段壁へ足を延ばして変化に富んだ海岸美を楽しむのもおすすめです。 食事はクエをはじめ、季節の魚介や紀州の味覚を。 夕暮れには円月島周辺で海に沈む夕日を眺めれば、温泉・グルメ・絶景を一日で満喫できます。 |
| ※源泉や施設によって記載と異なる場合があります。コンディションによって印象は変わる場合があります。 ※掲載している情報は執筆時点のものです。最新の情報は公式サイト等で確認をお願いいたします。 | |
- 日本三古湯に数えられる白浜温泉
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有馬温泉・道後温泉と並び、日本三古湯の一つに数えられる白浜温泉。『日本書紀』にも古代の皇族が訪れた記録が残り、南紀を代表する観光地でありながら、千年以上の歴史を持つ古湯としての一面も備えています。
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約620mにわたって弓状の白砂が続く白良浜は、南紀白浜を代表する景勝地です。青い海との鮮やかなコントラストが印象的で、周辺には温泉や飲食店も点在。海辺の散策と温泉街歩きを一緒に楽しめるのも魅力です。
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島の中央に円月形の海食洞が開く円月島は、白浜温泉周辺を代表する景勝地です。特に夕景で知られ、季節や天候によって海と空がさまざまな表情を見せます。温泉街の散策と組み合わせて立ち寄りたい白浜観光の定番スポットです。
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白浜温泉 季節ごとの魅力まとめ
黒潮の影響を受ける南紀白浜は、季節が変わるたびに海辺の風景も食の楽しみも表情を変えます。
桜と春の魚介、白砂が輝く夏、夕景と伊勢海老の秋、そしてクエと湯めぐりが似合う冬。
温泉だけでは語り尽くせない四季の魅力が、海とともに巡っていく温泉地です。
柔らかな春の日差しに包まれ、花と海を一緒に楽しめる白浜。高台では桜が咲き、海ではもちがつおなど春らしい食材が登場します。円月島の夕景にも注目したい季節です。
- 平草原を彩る約二千本の桜
温泉街を見下ろす高台の平草原公園には、約2,000本のソメイヨシノが植えられています。開花時期には園内が淡い桜色に染まり、遊歩道を歩きながら花見を楽しめます。夜桜ライトアップが実施される年もあり、昼とは異なる春景色に出会えるのも魅力です。園内では季節ごとにさまざまな花も楽しめます。 - 円月島の穴に重なる春の夕日
白浜のシンボル・円月島では、春分の時期になると中央の海食洞を通して夕日が見えることがあります。沈む太陽の位置と島の穴が重なり、海と空が夕色に染まるひとときは春ならではの見どころ。天候や観賞位置によって見え方は変わりますが、夕暮れ時に訪れたい白浜を代表する景観です。 - もちがつおと春魚を味わう
春先の紀南で楽しみにしたいのが「もちがつお」。餅を思わせる独特の弾力からその名が付いた、春を代表する魚介の一つです。5月頃からはイサキも旬を迎え、紀州鯛やヒトハメなど春らしい食材も登場。季節が進むにつれて海の幸の顔ぶれが少しずつ変わっていくのも、白浜の食旅の楽しみです。 - 番所山で楽しむ春の自然散歩
円月島の近くに広がる番所山公園は、豊かな自然と海の眺望を楽しめる散策スポットです。園内からは円月島や塔島を望むことができ、南方熊楠記念館も立地しています。新緑の季節に木々の中を歩けば、白良浜周辺の明るいリゾート風景とはひと味違う、静かな海辺の時間を楽しめます。
約620mの白砂が続く白良浜が、ひときわ鮮やかになる季節。海水浴やSUPなどの海遊びに加え、ナガレコやハモといった夏の魚介も登場し、南紀らしいリゾート感が高まります。
- 白良浜が輝く海水浴シーズン
約620mにわたって弓状の白砂が続く白良浜は、夏の南紀白浜を象徴する存在です。白い砂浜とエメラルドグリーンの海が鮮やかな景観をつくり、海水浴シーズンには多くの人で賑わいます。町内には臨海浦、江津良浜、椿などの海水浴場もあり、それぞれ異なる海辺の風景を楽しめます。 - 海上から白浜を眺めるSUP体験
白い砂浜と青い海を舞台に、SUPなどのマリンアクティビティを楽しめるのも夏の魅力です。ボードの上から眺めれば、陸上とは違った目線で白浜の海岸線を楽しめます。開催期間や参加条件は年度や事業者によって異なるため、旅程へ組み込む際は最新情報を確認しておくと安心です。 - ナガレコやハモなど夏の味覚
夏には地元で「ナガレコ」と呼ばれるトコブシやアワビが旬を迎えます。6~7月頃には紀州のハモも登場し、南高梅の梅肉と合わせる食べ方も地域で親しまれています。そのほか地ダコやアカイカなど、夏ならではの魚介も豊富。海で遊んだあとは、その季節の海の幸を探すのも楽しみです。 - 花火と夕暮れの海辺を楽しむ
白良浜では夏に花火イベントが開催される年もあり、海岸から夜空を彩る光景を楽しめます。日が傾いてからは、円月島を望む御船足湯へ立ち寄るのも白浜らしい過ごし方。夕日と海を眺めながら一日の余韻を楽しめます。イベント日程は毎年変わるため、訪問前に公式情報を確認しておきましょう。
夏の賑わいが少しずつ落ち着き、夕景と食の魅力が際立つ秋の白浜。戻りがつおや伊勢海老などの魚介が登場し、熊野古道大辺路を歩くなど、海辺から山へ楽しみを広げられます。
- 秋の円月島を彩る夕暮れ
春と並び、秋も円月島の夕景に注目したい季節です。秋分の時期には中央の海食洞を通して夕日が見えることがあり、島のシルエットと夕空が印象的な風景を描きます。刻々と変わる海と空の色を眺めながら過ごす時間は、昼間の白浜とは違った静かな魅力を感じさせてくれます。 - 伊勢海老と戻りがつおの季節
秋には9~10月頃の戻りがつお、9~12月頃のアオリイカなどが旬を迎え、伊勢海老漁も解禁されます。春とは異なる魚介が食卓に並び始めるのが、この季節の楽しさ。海老、魚、イカと食材の種類も豊富で、宿の料理や町の飲食店を選ぶ時間そのものが秋の白浜旅の楽しみになります。 - 光に彩られる秋の白良浜
近年の白良浜では、秋から冬にかけて砂浜を光と音で演出するライトアップ企画も行われています。2026年度も10月下旬から翌春にかけて「SHIRARAHAMA Light Parade」が予定されており、白砂の浜辺が昼とは異なる表情に変化します。イベントの開催内容や期間は年度ごとに確認しておきましょう。 - 熊野古道大辺路へ足を延ばす
白浜町には、世界遺産に登録された熊野古道大辺路の「富田坂」「仏坂」が残ります。峠道や石畳など古道らしい景観をたどりながら、太平洋や沿岸部を望める区間もあります。海辺の温泉街から少し足を延ばし、紀伊半島の山や歴史にも触れることで、白浜の旅にもう一つ違った表情が加わります。
冬は温泉地としての白浜をじっくり楽しみたい季節。名物のクエをはじめ紀南の冬魚が食卓を彩り、海辺の外湯やライトアップされた白良浜など、夏とは異なる白浜の魅力が浮かび上がります。
- 冬の白浜を代表するクエ料理
白浜の冬を代表する味覚といえばクエ。水揚げが少ないことから「幻の魚」と呼ばれ、クエ鍋をはじめ刺身や寿司などさまざまな料理で提供されています。特に鍋は白浜の冬グルメとして長く親しまれてきました。天然物などは入荷状況が変わるため、目当ての料理がある場合は事前確認がおすすめです。 - 冬こそ楽しみたい白浜の湯めぐり
潮風が冷たくなる冬は、白浜が古くから温泉地であることをあらためて感じやすい季節です。海を目前にする崎の湯をはじめ、公衆浴場や日帰り湯を巡りながら、源泉ごとの違いに注目するのも面白いところ。夏の海水浴とはまったく違う「温泉そのものを目的にする白浜旅」を組み立てられます。 - 光に包まれる冬の白良浜
冬の白良浜では、白砂を舞台にしたライトアップ企画が行われる年があります。2026年度の「SHIRARAHAMA Light Parade」は10月下旬から翌3月中旬までの予定で、海辺に光の演出が加わります。昼間は白砂と青い海、夜は光と波音という、一日の中でも大きく印象が変わる冬ならではの楽しみです。 - ウツボとイガミに見る紀南の冬食
クエだけでなく、ウツボやイガミも紀南らしい冬の食文化を伝える魚です。白浜ではウツボを鍋や唐揚げなどで味わうほか、椿地区には正月の雑煮へウツボのつみれを入れる文化も残ります。イガミも12~2月頃の食材として紹介され、煮付けなどで親しまれてきました。紀南ではウツボを寒風に干す光景も冬の風物詩です。
この記事は、主に以下の公式サイト・公的資料などを参考にしています。営業時間や料金、交通・観光情報などは変更される場合がありますので、お出かけ前に最新情報をご確認ください。
- 南紀白浜観光協会
- 各施設の公式サイト









