賑やかな道後温泉から少し離れた、石手川の上流に佇む奥道後温泉。
湯山渓谷の豊かな自然に抱かれたその地は、「道後の奥座敷」にふさわしい静寂が満ちています。
ふんわりと優しく香る硫黄の匂いと、肌を包み込むようなトロトロの美肌湯。
喧騒から離れて心静かにお湯と向き合い、五感をじんわりとほどいていく贅沢な旅がここから始まります。
奥道後温泉ってどんなところ? | 4コマ漫画で体験してみる
ゆめにゃん猫は入れないからフィクションにゃ…


お湯の表情や建物、風景なども、私の記憶と想像で描いたひとつの物語ですので、実際のものとは異なります。
また、季節や時の流れで景色も変わりますので、お出かけ前にはぜひ、今の施設の様子をチェックしてみてください。
瀬戸内の穏やかな風と、四季折々に色彩を変える山々の調和。
奥道後温泉は、観光地としての利便性と、山あいの秘湯のような落ち着きを併せ持つ特別な温泉地です。
四国では珍しい上質な硫黄泉が、滾々と湧き出る豊かな恵み。
渓谷のせせらぎに耳を澄まし、大蛇の伝説が眠る神秘的な自然に身を委ねて、至福のひとときをお過ごしください。
豊富な湯量を誇る奥道後のお湯は、四国では極めて珍しい上質な泉質が自慢です。
- 希少な単純硫黄泉:四国では数少ない硫黄成分を含む温泉で、湯口に近づくとふんわりとした優しい香りが漂い、温泉旅情を心地よく掻き立ててくれます。
- 驚きの高アルカリ性:pH9.4前後という高いアルカリ性を持ち、触れた瞬間にトロトロ、ヌルヌルとした独特の滑らかな浴感で、肌を優しく包み込んでくれます。
- ツルツルの美肌効果:お湯に溶け込んだ成分が古い角質を優しく落とし、湯上がりには思わず触れたくなるような、しっとりとした健やかな肌ツヤを実感できます。
- 潤い溢れる豊富な湯量:松山市内でも有数の湧出量を誇り、尽きることなく注がれる自然の恵みが、訪れる人々の心と身体をいつでも豊かな潤いで満たします。
静寂な湯山渓谷に位置する奥道後温泉は、豊かな自然と一体になれる圧倒的なロケーションが魅力です。
- 静寂に包まれた奥座敷:華やかな道後温泉街の賑わいから一歩奥へ入った場所にあり、都会の喧騒を忘れてのんびりと羽を伸ばせる落ち着いた環境が整っています。
- 五感で楽しむ露天風呂:緑豊かな渓谷や移ろう山並みを遮るものなく眺められる露天風呂が人気で、川のせせらぎや鳥のさえずりを聴きながら湯浴みを楽しめます。
- 四季が織りなす美しい景観:春の鮮やかな新緑、夏の涼やかな風、秋を鮮やかに彩る紅葉など、訪れる季節ごとに全く異なるドラマチックな美しさに出会えます。
- 利便性と秘湯感のバランス:手つかずの自然が残る秘湯のようなロケーションでありながら、松山市内からのアクセスも良く、気軽に旅情を味わえるのが魅力です。
旅の大きな楽しみである食事も、瀬戸内海の豊かな海の幸と、愛媛の郷土が育んだ温かい味覚が揃っています。
- 二つの味わいを持つ鯛めし:新鮮な真鯛の刺身を特製タレと卵で絡める宇和島風と、上品に出汁で炊き込む松山風という、個性豊かな二つの鯛めしを贅沢に楽しめます。
- 旨みが凝縮されたじゃこ天:近海で獲れた小魚のすり身を香ばしく揚げたじゃこ天は、噛むほどに濃厚な磯の旨みがじわりと広がり、お酒のお供にも最適です。
- 柑橘王国が育むスイーツ:太陽の恵みをいっぱいに浴びた愛媛県産のみかんを贅沢に使ったジュースや、爽やかな甘みのスイーツが湯上がりの身体を潤します。
- 心に染みる名物鍋焼きうどん:どこか懐かしい甘めの出汁が特徴の松山名物鍋焼きうどんをはじめ、地元の素材を活かした素朴で奥深い郷土料理が並びます。
温泉地そのものに眠る古い物語や、周辺に残る四国を代表する名所巡りが、旅の奥行きをさらに深めてくれます。
- 名湯の歴史に触れる近隣旅:日本最古の温泉として名高い道後温泉本館まで車で約10分という近さであり、新旧ふたつの異なる温泉文化を気軽に巡ることができます。
- 松山城で出合う歴史の面影:現存12天守のひとつである壮麗な松山城へ足を伸ばせば、ロープウェイからの絶景とともに江戸時代の息吹を肌で感じられます。
- 石手寺で紡ぐ祈りの時間:四国八十八ヶ所霊場の第51番札所である石手寺は、ミシュランも認めた古刹であり、神秘的な洞窟など見どころの多い聖地です。
- 湧ヶ淵に眠る大蛇の伝説:温泉地のすぐ側を流れる美しい淵には大蛇退治の伝承が残り、今も祠が祀られるなど、歴史とロマンが自然の中に息づいています。
湯に癒やされ、渓谷に静まり、瀬戸内の滋味に満たされる。
次の休みは、奥道後温泉で「美肌の湯と静寂の自然」を丸ごと味わう旅に出かけませんか?
奥道後温泉へのアクセスと基本情報
| 温泉地名 | 奥道後温泉 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県松山市 |
| 入浴施設 | 複数あり |
| お湯の特徴 | 奥道後温泉は、pH9.4前後のアルカリ性単純硫黄温泉です。 肌をなでるようなトロトロとした浴感が特徴で、入浴後は肌がしっとりツルツルになると評判です。 豊富な湯量にも恵まれ、四国では珍しい硫黄泉を楽しめる温泉地として知られています。 |
| 香り | 湯けむりの中には、硫黄泉特有のやさしい香りがほんのり漂います。 強烈な硫黄臭ではなく、ふわりと感じる上品な香りで、温泉らしさを心地よく味わうことができます。 |
| pH | 9.4前後 |
| 雰囲気 | 松山市中心部や道後温泉からほど近い場所にありながら、周囲は緑豊かな渓谷に囲まれた静かな環境です。 「道後の奥座敷」とも呼ばれ、四季折々の自然を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。 |
| 楽しみ方 | まずは奥道後自慢のトロトロ美肌の湯を堪能し、その後は渓谷散策や自然観賞を楽しむのがおすすめです。 また、道後温泉や松山城などの観光地にもアクセスしやすいため、温泉と観光を一緒に満喫できるのも大きな魅力です。 特に新緑や紅葉の季節は、美しい景色と温泉の組み合わせを存分に楽しめます。 |
| ※掲載している情報は訪問時のものです。最新の情報は公式サイト等で確認をお願いいたします。 | |
レビューエッセイ | 湯煙に身をまかせ、道後の奥座敷へ。
賑やかな道後温泉から、車を少し走らせて石手川の上流へ。
たったそれだけで、景色は一変して深い緑と川のせせらぎに包まれます。
ここ奥道後温泉は、まさに「道後の奥座敷」と呼ぶにふさわしい、静寂が流れるお気に入りの場所です。
名湯の賑わいも素敵だけれど、日常の荷物をそっと下ろして、ただただ静かに自分をもてなしたい時には、この山あいの落ち着いた雰囲気が何よりも愛おしく感じられます。
ここの一番の贅沢は、なんといってもお湯そのものの力強さ。
四国ではちょっと珍しいアルカリ性の単純硫黄温泉なのですが、湯口から注がれるお湯に触れた瞬間、その優しさに驚かされます。
H9.4という高アルカリ性のお湯は、まるで上質な化粧水のようにとろりと滑らか。
肌にじわりと染み込むようなヌルヌルとした浴感で、湯上がりには驚くほどしっとりとした肌ツヤに出会えます。
鼻先をかすめるふんわりとした硫黄の香りが、あぁ、いま温泉に浸かっているんだなぁという旅情をどこまでも高めてくれるのです。
訪れた9月上旬は、厳しかった夏の暑さがほんの少しだけ表情を和らげる、季節の変わり目。
渓谷を渡る風には、どことなく秋の気配が混じり始め、朝夕の露天風呂では思わず、ほぅ、と深い息が漏れてしまうほどの心地よさです。
まだ瑞々しさを残す深い緑を眺めながら、湧き上がる湯けむりの向こうに目を凝らす。
ただそれだけで、日々の忙しさで固くなっていた心が、お湯に溶けていくように解き放たれていきます。
極上の湯に浸かって心も体もすっかり潤ったら、少し足を伸ばして道後温泉街を散策したり、松山城の堂々とした姿を仰ぎ見たりするのもいいものです。
秘湯のような静けさに身を浸しながら、すぐ近くで松山の歴史や文化にも触れられる。
そんな贅沢な欲張りが叶うのも、奥道後ならではの優しさかもしれません。
心と体に心地よい余白をくれるこの名湯へ、ぜひお湯の力を感じに出かけてみませんか。
温泉マニアあるある! — 奥道後温泉編



マニアの人はこうなっちゃう…かも!?
- 「道後じゃなくて奥道後に行く」と言い出す
-
愛媛旅行の話になると、普通の人は「道後温泉行くの?」と聞きます。するとマニアは少しニヤッとしながら、「いや、奥道後」と訂正。相手が「奥?」と首をかしげると、待ってましたとばかりに語り始めます。「観光なら道後。でもお湯なら奥道後なんだよ」と謎の上級者感を漂わせ、まだ出発前なのにすでに勝利を確信しています。
- 渓谷を見ただけで満足し始める
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到着して最初に感動するのが温泉ではなく景色。深い緑と川の流れを見ながら、「もうこれだけで来た価値あるな」としみじみ。友達が「まだ入ってないよ?」と言っても、「いや、この空気感が大事だから」と真顔です。気づけば露天風呂より先に写真を撮り始め、完全に自然観察モードへ突入しています。
- 硫黄の香りを探し始める
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湯気を見た瞬間、鼻をクンクン。「おっ、いるな」と意味不明な発言をします。聞いてもいないのに「ほら、このふんわり感」と説明開始。ほのかな硫黄の香りに「この上品さがいいんだよ」と通ぶります。最終的には香りだけで満足そうな顔をしていて、もはや嗅覚だけで温泉旅行を楽しんでいます。
- トロトロ感チェックが忙しい
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入浴すると、まず腕をなでます。次に足。そしてもう一度腕。友達が「何してるの?」と聞くと、「いや、確認」と一言。お湯の感触が気になって仕方ありません。「これpH高いな〜」と独り言を言いながらニヤニヤ。普通の人が景色を楽しんでいる横で、ひたすら自分の肌を触っています。
- 「四国で硫黄泉は貴重だから」が口癖
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何かにつけて、「四国で硫黄泉は貴重だから」と言います。友達が「へぇ」で終わっても、「いや、本当に貴重だから」と追撃。さらに、「しかもアルカリ性だから」「しかも湯量豊富だから」と補足が止まりません。友達は理解したふりをしますが、本人だけがどんどん盛り上がっています。
- 道後温泉との違いを語りたがる
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旅行中に必ず始まる比較タイム。「道後は歴史」「奥道後はお湯」「道後は街歩き」「奥道後は自然」とプレゼンが始まります。誰も対立させていないのに一人で評価。最終的に「どっちも良いんだけどね」で締めるものの、奥道後への愛情だけは隠しきれていません。
- 湯上がり後に肌を見せたがる
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風呂から上がると、「ほら」と言いながら腕を差し出します。友達が「何?」と聞くと、「ツルツルじゃない?」と確認要求。さらに「ほら触ってみ?」と続きます。友達は困惑していますが、本人は大真面目。奥道後のお湯の良さをなんとか共有したくて仕方ないのです。
- 「ここ、もっと有名になってもいい」と毎回言う
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帰る頃になると決まって、「ここ、もっと評価されていいよな」が始まります。友達が「十分有名じゃない?」と言っても、「いや、温泉好きにはもっと知られていい」と熱弁が止まりません。
- 結局“静かさ”が一番好き
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湯量も好き。硫黄の香りも好き。トロトロのお湯も好き。でも最後に何が好きか聞かれると、「静かなところかな」と答えます。派手な観光地ではないからこそ味わえる渓谷の空気、川のせせらぎ、ゆっくり流れる時間。その心地よさにハマったマニアは、気づけば「また奥道後行きたいな」とつぶやいているのです。温泉に入っている時間より、奥道後の余韻に浸っている時間の方が長いかもしれません。









